ここしばらくブログetcの更新が少なくなっていますが、実は6月より体調が思わしくなく無理をしないようにしています。NPOの活動や踊りのお稽古もお休み中で、周囲の方々にはご迷惑をかけています。7月にどん底だった体調も、周囲の皆さまのご理解のおかげで徐々に回復し、今は月に1回の通院と投薬ですんでいます。

通院日の自分へのお楽しみは、受診前に大宮タカシマヤの喫茶「リビエラ」で、ランチにサラダパンケーキ(ハーフ)を食べること。食欲が全然無くなっていた時に、初めて美味しいと感じられたのがこのパンケーキでした。
大宮タカシマヤはお客さんの年齢層がとっても高く、お食事をしているのはほとんどが70代オーバーの方たち。帽子をかぶって、宝石を光らせたセレブ系の方が、ピザトーストやパンケーキを平らげているさまは圧巻です。おひとりさまも多く、80歳半ばと思われる人生の大先輩が、超ボリューミィな小倉パンケーキを完食していたのを目の当たりにした時には、感動を覚えました!
周囲から聞こえてくる会話は「うちの夫はシベリアに抑留されちゃってね、あの頃は子供を抱えてよくやったと思うわ」(えっ?90代かしら…)とか、「二世帯住宅を作ってあげたけど、なかなか難しくてねぇ」とか「相続に手間がかかってえらい思いをしたわ」だの、聴き耳を立てているわけじゃないんですが、お耳が遠い方が多いのでおのずと声が大きくて丸聞こえでして(^^; まぁ、人生の勉強になることばかり。長く生きているということは、それだけいろんなことをくぐりぬけてきているということなんですね。
そんなわけで、とっても美味しいパンケーキをゆ〜っくりと食べてお店を後にする時には、私なんぞはまだまだ甘ちゃんだなぁと思うのです。
