土曜の朝、お寺さんにお経を読みにうかがった時、バッタリと中学時代の同級生に会った。
「な〜にやってんだよ」
「お経読みに来てるの」
「今日は世話役会でさ…この歳でキツイよな」
「さすが社長!地元の名士になっちゃったねぇ」
「それ、迷うの方の迷士だろ!」
と、彼は建設会社の2代目。昔から豪傑なところがあったが、社長であるお父さまが早くに逝ってしまったため、若くして社長の重責を負ってかなり大変だったに違いない。今はすっかり貫禄もつき、会社の方も順風満帆だ。う〜ん、たいしたもんだ!エライ!!!
にゃんこ、生まれも育ちも今の土地であるため、同級生や幼なじみの話が今でも耳に入ってくる。前出の社長が出世頭だが、これ以外にも有名人になってしまった人がいる。
まずは、小学校時代ライバルだった「ゆか」。ひとりっ子の出しゃばりタイプでキャラがかぶっていたため、昔はけっこうケンカなどしたヤカラ。今はなんと演歌歌手として、ご当地ソングなど歌っている。そう言えば、日舞とかも習ってたよなぁ〜。性格が似ていたがゆえに衝突したのかも?今は頑張って欲しいと思っている。
そして、父親同士も同級生というご縁の「あっくん」。小学校低学年の時は要領のいいにゃんこの方が成績が良く、あっくんのお父さん曰く、
「にゃんこちゃんは、手がかからなくていいよな。うちのはどーも鈍くてこれからが心配だよ…」
なんて言っていたのだが、小学生の頃の成績ほどあてにならないことはない。小学校2年生の夏休みの自由研究のこと、あっくんはメダカの水槽に歯磨き粉を入れて生体に与える影響を観察していた。これを見たにゃんこは、
「こやつタダモノじゃない!きっとすぐに抜かれる」
と予感していたのだ。その予感は見事に当たり、今あっくんは札幌にある医大の内科医長になっている。この医大、大好きな渡辺淳一先生の母校でもあり…何か面白い話題がないかと興味津々だったりするのだ(0^;;;