眠い目をこすりながら始発に乗り込む。ピカピカのレガシー号にひろってもらい、関越自動車道を新潟方面に向かう。天気予報は最悪だったけど、青空も見えてるし大丈夫じゃんっ!…と思たのだが、トンネルを抜けるとそこは、ドシャ降りの雨だった(><)長岡から西に進路を取り、途中のPでブランチタイム♪ すごい雨の中を小さな東屋風のスペースに駆け込むと、素晴らしい手造りお弁当が広げられた。本日の幹事、いなせ家半七師匠の奥さまお手製の愛情弁当を、同行者のおまけにゃんこまでお相伴にあずかれる幸せよ!「師匠、愛されてますねぇ〜。<楽しんで行ってらっしゃい、でも無事で帰って来てね>っていう願いが詰まったお守りのようなお弁当ですよ」
エビフライ、玉子焼き、焼き鮭etcの正統派のおかずに、可愛いおむすびが3つ。それぞれ中身がわかるようになっているという細かい心配りまでもが素晴らしい!幸せそうに食べていると、ちょうどPに大挙して停まっていた自衛隊の装甲車のおにーさんたちに、手を振られてしまった(0^; 悪いねぇ〜、私たちばっかり。でも、あの装甲車乗ってみたいなぁ〜。エビフライあげたら乗せてくれないかなぁ?←おいおい(^^ヾ でもこのすごい数の自衛隊員さんたち、テポドン対策じゃないよね(怖)


お腹もいっぱいになり、一路目指すのは師匠憧れの「栃窪温泉・鷺の湯」。高速を下り、田んぼの中の道を走った先に、たまらない風情の建物が見えてきた。映画のセットような木造、そして吹きっさらしの渡り廊下の先に目指す湯小屋が(^^ 可愛いおばーちゃんに500円也を払い、小走りでお風呂に向かう。
「おお!何て素晴らしいの(*^^*) うう、たまんないよ」
ちっちゃな湯舟には魅惑的な色の鉱泉の沸かし湯が満たされている。丁寧にかけ湯をして静かに浸かると、錆色の湯の中に珍しい黒い湯花が浮遊していた。
「こーいうとこ、だーーーーーい好きぃぃぃぃぃーーーーー☆」
久しぶりなので、感慨もひとしおだ。でもね、後から来たネットで調べて来たという女性は、この建物を見て引き返していった。やっぱ、にゃんこってマニアなのかしら??? 間もなく温泉チャンピオンとそのお嬢とも合流し、ゆっくり堪能しようと思ったのだが、無情にも長くいられるほど甘くは無かった。もう行くよー!の声に後ろ髪引かれつつ湯から上がる。お風呂場のお向かいにある可愛いお地蔵さんに「ありがとうございました」とお礼を言い玄関に向かって行くと、丸顔のおばーちゃんが立派なタケノコをくれた。ん〜、ここ泊まりたいかも。(つづく)
いな・はんの湯屋番日誌→
http://www2.ttcn.ne.jp/~inahan7/
栃窪温泉・鷺の湯→
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000168888881356


