ewomanというポータルサイトに数年前から参加している。その代表の佐々木かをりさんが、パネリストのひとりとして登場するシンポジウムを聴いてきた。場所は有楽町マリオンの最上階、テーマは『人生をもっと楽しくマネジメント!』。一緒に登場した、コーディネーターの加藤タキさん、編集者の田中理沙さんとも、人生をしなやかに生きる素敵な女性だった。その中で心に響いたのが、佐々木かをりさんがお話した『win☆win』という発想。
「戦って勝つということは他者に負けないということだと思っていたが、共に勝ち一緒にプラスになるのがより実りの大きいものだと気付いた。生きている限りは、プラスを生み出す存在になろうと思った」
にゃんこも、勝ち負けということのみで生きていくのはイヤだと思っていたのだが、やはり勝負と聞くと『勝つか負けるか』というところに考えがいってしまっていた。それゆえ、時にどうしようもない敗北感にさいなまれたりしていたのだが、この話を聞いて何か頭の中の霧が晴れた気がした。
人との出会いの数、そこで生まれる体験の数が人生の糧となる。それを積みかさねて社会に還元し、そのことが共により幸せな方向に向かうきっかけになる。「誰かの役に立ちたい」という思いは、いつも気持ちの中にある。誰にでも自分にしかできないことがあるという。肩の力を抜いて、しなやかにおおらかにこの先の時間を過ごしていこう。それが幸せという形に広がっていくのなら、それはとても嬉しいことだから。シンポジウムが終わってエスカレーターに乗ると、都会の夜景がキラキラと輝いているのが見えた…☆
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