2010/3/8
三分間俳句講座2 三分間俳句講座
三分間俳句講座
一日に三分で記事を読んであと七分俳句について考えてください。
一日十分で半年を目標に基本をマスターします。
2・切れは俳句の基本です。
切れと切れ字
切れとは一句の中で間を作ることです。
俳句は間を作ることにより、作者の発想を飛躍させ、読者に想像や感動を与えます。
切れを表す言葉を「切れ字」といい、代表的な言葉が「や」「かな」けり」です。
また切れ字は俳句の調子を整えたりする役割もあります。
ここで一番大事なことは「一句の中で切れは一つだけ」ということです。
(ここのところは難しいです。慣れれば自然に分かってきます)
二句一章
二句一章とは、俳句の形の呼び名です。
切れる場所が句の中ほどにあります。
二つの文節(二句)から出来ていて一つの俳句(一章)になります。
例
古池や/蛙飛び込む水の音・・・芭蕉
柿食えば鐘が鳴るなり/法隆寺・・・正岡子規
芭蕉の句は最初の五音の「や」で切れます。それは切ることにより読者に古池という風景をはっきりと意識させます。
そしてその後に一気に読み下すことにより、蛙の飛び込んだ「ぽちゃ」という水の音を読者の頭の中に想像させます。
、
練習・古池や/蛙飛び込む水の音
○○○○や/蛙飛び込む水の音
上の○の四音の部分を、「古池」以外の言葉に置き換えてみましょう。
一日に三分で記事を読んであと七分俳句について考えてください。
一日十分で半年を目標に基本をマスターします。
2・切れは俳句の基本です。
切れと切れ字
切れとは一句の中で間を作ることです。
俳句は間を作ることにより、作者の発想を飛躍させ、読者に想像や感動を与えます。
切れを表す言葉を「切れ字」といい、代表的な言葉が「や」「かな」けり」です。
また切れ字は俳句の調子を整えたりする役割もあります。
ここで一番大事なことは「一句の中で切れは一つだけ」ということです。
(ここのところは難しいです。慣れれば自然に分かってきます)
二句一章
二句一章とは、俳句の形の呼び名です。
切れる場所が句の中ほどにあります。
二つの文節(二句)から出来ていて一つの俳句(一章)になります。
例
古池や/蛙飛び込む水の音・・・芭蕉
柿食えば鐘が鳴るなり/法隆寺・・・正岡子規
芭蕉の句は最初の五音の「や」で切れます。それは切ることにより読者に古池という風景をはっきりと意識させます。
そしてその後に一気に読み下すことにより、蛙の飛び込んだ「ぽちゃ」という水の音を読者の頭の中に想像させます。
、
練習・古池や/蛙飛び込む水の音
○○○○や/蛙飛び込む水の音
上の○の四音の部分を、「古池」以外の言葉に置き換えてみましょう。
2010/3/7
三分間俳句講座1 三分間俳句講座
三分間俳句講座
一日に三分で記事を読んであと七分間俳句について考えてください。
一日十分で半年を目標に基本をマスターします。
1・「有季・定型」
有季・定型は俳句の基本です。
俳句を始めた当初はこの言葉をまず覚えてください。
有季とは→季語があること
定型とは→5・7・5の17音であることです。17音とは平仮名で書いたとき17文字になります。
季語とは
季語とは季節を表す言葉です。
「春」「夏」「秋」「冬」といった当たり前な言葉から「竜天に登る」のような不思議な言葉まであります。
季語はその季節に自分の周りにある季節特有のものです。「菜の花」「スイカ」「新米」「お屠蘇」・・・・です。
季語は沢山ありますが、とりあえず自分の好きな季語を3つくらい覚えてください。
そして得意な季語を見つけてください。
歳時記について
歳時記はその季節の季語を集めて解説し、俳句の例句を数句載せた本です。
俳句をはじめるにあたり文庫本でよいので歳時記を一冊用意しましょう。
歳時記を一冊全て読むのが理想ですが、興味のある季語を、拾い読みするくらいでもかまいません。
今日はここまでです。
一日に三分で記事を読んであと七分間俳句について考えてください。
一日十分で半年を目標に基本をマスターします。
1・「有季・定型」
有季・定型は俳句の基本です。
俳句を始めた当初はこの言葉をまず覚えてください。
有季とは→季語があること
定型とは→5・7・5の17音であることです。17音とは平仮名で書いたとき17文字になります。
季語とは
季語とは季節を表す言葉です。
「春」「夏」「秋」「冬」といった当たり前な言葉から「竜天に登る」のような不思議な言葉まであります。
季語はその季節に自分の周りにある季節特有のものです。「菜の花」「スイカ」「新米」「お屠蘇」・・・・です。
季語は沢山ありますが、とりあえず自分の好きな季語を3つくらい覚えてください。
そして得意な季語を見つけてください。
歳時記について
歳時記はその季節の季語を集めて解説し、俳句の例句を数句載せた本です。
俳句をはじめるにあたり文庫本でよいので歳時記を一冊用意しましょう。
歳時記を一冊全て読むのが理想ですが、興味のある季語を、拾い読みするくらいでもかまいません。
今日はここまでです。