2009/9/14

五句目(雑)  独吟「鳳仙花」

五句・東京にオリンピックを呼びたしと   、雑 

野球はオリンピック種目からはずされてしまった。
今日のニュースでは東京で開かれるオリンピック招致説明団の中に顔になる人がいないらしい。
イチローはどうであろう?
ああ、野球はだめか・・・。

その他考えた句

自転車に油をさして道急ぐ
才能に北京ダックを包むこと
家中にカレーを煮込む香の満ちて

2009/9/13

四句目  独吟「鳳仙花」

四句・枯木に吊るすグローブ一つ  、枯木、冬

無理やり開けた門の外に枯野が広がっている。
その中の枯木の一本に誰かが忘れたのだろうグローブが吊るされている。

三句め以降「平句」といい、それほどうるさい規則はないらしい。
ただ、春と秋の句は三句以上五句くらいまでとして夏、冬、雑は飛ばしても一、二句でもよい。
恋句は定座はないが花の句は春のみ。三句目で「月」を出したのであと二回。
本当は表六句にかなりうるさい禁止事項があるのだが今回はパス。

九月十九日は正岡子規の忌日「糸瓜忌」である。
子規は明治以降の俳句の基礎を築いた人で彼がいなかったら現代の俳句は違ったものになっていたろう。
そんなわけで子規を詠みこみたかった。
まだ秋の句は可能なので「糸瓜」でも「子規忌」でも行けるのであるが、それでは面白くないので子規が紹介したというスポーツの野球でつなげてみた。

2009/9/13

三句目・月の座  独吟「鳳仙花」

三句・僧は押す月下の門を蹴破りて  、秋の月の座

唐の詩人賈島(かとう)の「僧は推す月下の門」(推敲)の故事より。

発句が正客の挨拶。脇句が亭主の挨拶。
三句目から事実上歌仙がはじめる。

三句目は前句に対して大きく飛躍しなくてはならない。
季節は発句が秋の場合三句目あたりが「月の座」となる。
勢いをもち、四句目を出しやすくするため「て」止めが多い。

前句に「タロット」などというどうにでも解釈できる物を出してしまったので苦しむ。
それに前句を綺麗めにまとめてしまったので諧謔味が欲しい気がする。
夢見る少年は年を経て詩心も失い野蛮な親爺になってしまった・・・という所か。

ほかに考えた句。
「メール来る月の宴のさなかにて」
「月光に人工知能狂いだし」




2009/9/12

発句・脇句  独吟「鳳仙花」

独吟「鳳仙花」(発句・九月十二日)

発句・ぼくはまだ夢を見ている鳳仙花  、季語、鳳仙花、秋
脇句・タロットを解く秋の夕暮れ    、季語、秋の夕暮れ 、秋

[独吟「鳳仙花」解説]
発句は格調高く(?・といえぬかもしれないけど)一句として独立できる句。

脇句の季は発句と同じ。発句の叙情を受け、二句で和歌の趣を出したいので初句に寄り添うように。
発句が主観的なのでなるべく客観的にしたかった。この二句で一人遊び(自分の将来を占うような)を表現したかった。



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