2013/5/11
「吟遊」 読書
近所のブックオフで中村苑子の「吟遊」を見つける。
なんと100円であった。
たぶん誰かの書斎の本がまとまって出されたのだろう。
価値のありそうな句集が何冊か100円で売っていた。
ブックオフは本自体の価値より、新しくて綺麗な本なら高値が付く。
だから古い句集などは手に入りにくいものでも100円で売っていることがある。
この句集は花神社の花神コレクション「中村苑子」に全編収録されているが彼女は大好きなので手に入ってうれしかった。
なにかの都合で私の書斎の本が整理された時にはまた100円で出るのであろうか?
中村苑子6句(句集「吟遊」より)
野遊びの傷舐めて血の甘かりし
睡蓮や聞き覚えある水の私語
秋蛍飼ひ殺されてまだ死ねず
薄氷をぴしぴし踏んで老詩人
幼名で呼ばれ眩しき初山河
棉津見を遥か時雨の来るといふ
なんと100円であった。
たぶん誰かの書斎の本がまとまって出されたのだろう。
価値のありそうな句集が何冊か100円で売っていた。
ブックオフは本自体の価値より、新しくて綺麗な本なら高値が付く。
だから古い句集などは手に入りにくいものでも100円で売っていることがある。
この句集は花神社の花神コレクション「中村苑子」に全編収録されているが彼女は大好きなので手に入ってうれしかった。
なにかの都合で私の書斎の本が整理された時にはまた100円で出るのであろうか?
中村苑子6句(句集「吟遊」より)
野遊びの傷舐めて血の甘かりし
睡蓮や聞き覚えある水の私語
秋蛍飼ひ殺されてまだ死ねず
薄氷をぴしぴし踏んで老詩人
幼名で呼ばれ眩しき初山河
棉津見を遥か時雨の来るといふ

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