2021/2/26
へそ寝 俳句
老ひの身に過ぎたる春の眠りかな
子猫生まれ生涯遊ぶ気なりけり
三寒で箱寝四温でへそ寝かな
子猫生まれ生涯遊ぶ気なりけり
三寒で箱寝四温でへそ寝かな
2021/2/20
地虫いづ 俳句
人避ける暮らしの永く地虫いづ
叢に猫の鳴き声人麿忌
叢に狩りする猫も人麿忌
目覚めればボール追う猫春浅し
叢に猫の鳴き声人麿忌
叢に狩りする猫も人麿忌
目覚めればボール追う猫春浅し
2021/2/19
春疾風 俳句
猫寺に猫のいない日春疾風
花の寺観音様にすがる猫
梅見月鈎のやふなる猫の爪
春疾風猫はまっすぐ耳立てて
花の寺観音様にすがる猫
梅見月鈎のやふなる猫の爪
春疾風猫はまっすぐ耳立てて
2021/2/18
暖かや 俳句
暖かや猫語翻訳アプリ入れ
獺を祭るギターをならべけり
食べたからまた眠くなる子猫かな
獺を祭るギターをならべけり
食べたからまた眠くなる子猫かな
2021/2/17
春の闇 俳句
梅真白大気まあるくなりにけり
貴婦人と思ふ白馬の雪景色
軽やかに柵乗り越えて恋の猫
早春の猫が転がす毛糸玉
弦替へてセブンスコードは春の色
日没閉門ケダモノ臭き春の闇
冴返る石に記憶があるのなら