日日是好日

捕獲された４匹の仔猫達は、三毛ちゃんを除いた３匹の雄（やっぱり全員雄でした）がノミ・ダニ駆除されて翌日我が家へ戻った。

事前に用意した、特大３段ケージに３匹入ってもらう。でも、前日からの大きな環境の変化と恐怖から、３匹とも、ケージの奥に固まって動こうとしない。　餌も水も飲まなかった。

三毛ちゃんは、なんと避妊手術可能とういことで、避妊手術を受けて翌々日に戻る。戻ったとたんに、懐かしいお兄ちゃん達と一緒になってほっとしたのか、割とくつろいでくれた。

４匹とも、少しづつご飯を食べ始めてくれるようになってきた。

結局、４匹のうち、一番小さなサバちゃんと三毛ちゃんを我が家で引き取り、比較的元気で身体もしっかりしているタマとブチを里子に出そうと決めた。

で、うちの子になるサバと三毛の新たな名前を決定！

仔猫達が日々大きくなっているのを眺めながら、いつまでもこのままにはしておけないなと思っていた。乳離れするまでは、充分母乳を飲んで丈夫になって欲しいけど、その後仔猫達がバラバラに独立していっちゃったら、どんな危険が待っているかどうかわからない。



餌をあげるということは、地域猫として避妊・虚勢をして餌をやり続けるか、保護して家猫として終生責任を持って飼ってあげるしかない。

問題は、そのタイミング。自然に家に入ってくれるのが理想だけれど、それまで待っているうちにどの仔が居なくなってしまったら...とか、母猫がまた妊娠してしまったら...とか、里子に出すにはまだ小さくて人に馴れることができるうちがいい...とか、いろいろ考えた挙句に、ホームレス猫の会の方に相談して捕獲をお願いした。

当日、不思議なことが起こった

無心に遊ぶノラニャンズ達。







毛づくろいしたり、まったり寛ぐ猫達。

傍若無人に庭を荒らしまわる猫達。


　うるさいわねぇ。昼寝もできやしない。

その真ん中の緑島は、以前、苔を植えたけれど、お母さん猫が真ん中に落し物してくれたお陰ですっかり枯れ、タマリュウに植えかえたところ。その後、仔猫達のソファと化し、最近ではプロレスのリングになってしまった...

ある日の朝、いつものように猫たちがご飯をねだりにやってくる。

ガラス戸の向こうに耳と尻尾だけが見え隠れする姿が、なんとも可愛らしい。


大抵は、親猫と一緒に4匹揃ってやってくるが、時々寝坊する仔が居て、３匹が食べ終わり、母猫さんまで食べ終わってからのそのそやってくる遅刻者がいる。

この朝の遅刻者は...

すっかり我が家の庭を占拠したニャンズ一家。

ある日の午後、外出しようと思って玄関を出て振り返ると...



あら、どっか行くの？　行ってらっしゃい。私らのご飯時までには、ちゃんと帰ってきてよね。
煮干とささみ、忘れずにな！

はい...。以前は、少しでも足音がするとサッと逃げ出したけれど、最近は動こうともしない。　慣れてきてくれた証拠？　それとも、庭占拠されてしまったってことか...

前回オタバタリアン風寝姿を見せたお母さんネコ。そこに、無謀にも「遊ぼうよ攻撃」を仕掛けるブチちゃん。


ねぇ、ねぇ、お母さん、遊ぼうよ！

お母さん無反応。

以前に比べてかなり警戒心を緩めてきているらしく、ガラス戸を開けても少々のことでは動こうとしないお母さんネコ。

その、安心は寝姿にも表れている。

最近はこんな感じで寝入っている。

ノラニャンズが我が家の庭を占拠し始めてから、かれこれ数週間。以前は、ご飯時にしか訪れなかったのに、最近はご飯直後のお昼寝、その後の遊び、時には夜明かしも、我が家の庭で過ごす。

ある日の、朝ごはん直後の風景。

母ネコさんと４ニャンズ全員いますが、どこにいるかわかりますか？

ニャンズが我が家の庭を占拠しはじめてから、庭は荒れ放題。

ニャンズが走り回るお陰で、土が踏み固められて雑草は生えにくくなったけれど...

砂利の下に敷いてある防草シートをほじりだして、噛み付くブチちゃん。