無心に遊ぶノラニャンズ達。
毛づくろいしたり、まったり寛ぐ猫達。
本当は、いつまでもこうして君たちが無心に遊ぶのを眺めていたいんだけれど、都会で暮らすノラニャンズには危険が一杯なのよ。
車や、虐待するする人や、それに、ご飯くれる人だってそんなに沢山居るわけじゃない。
君たちがみんな寿命を全うするためには、人に飼われて家猫になる方が安全だし、楽なんだよ。そのために、君たちを捕まえなければならない。
そんな理屈、きっと人間様が勝手につくりあげたもので、ノラニャンズにとってはいい迷惑なのかもしれないね。でも、餌をやり始めた時から、いつか君たちを保護(...と、人間は勝手に思っているけれど、猫にとっては恐怖の拉致だよね)して、予防注射して、ノミやダニを取って、人の家で暮らす準備をすることは、決めていたの。
きっと、「騙してたんだな!」って怒るだろうね。でも、夏が終わって、寒い冬が来て、雨が降ったりしたら、きっと人間の家の中の方が楽で楽しいよ。
...と、自分で自分に言い聞かせ、そろそろ乳離れして独立しそうなこの時期に、ニャンズの捕獲をきめたのでした。
写真は、捕獲予定日前日の猫達。ノラとして最後の姿です。

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