いよいよ、お別れという日。里親さんのキャリーをひとつ、うちのキャリーひとつにそれぞれなつみちゃんと大地君を入れて、出発するはずが...
以前、キャリーに入れられて異動したりしたことのトラウマなのか、何かを察知したのか、なつみちゃんと大地君はガンとしてキャリーに入らない。缶詰や煮干をキャリーに入れて誘導するも、入っていくのは甘太と太助ばかり。 違うってば...と焦る私。
絶対入らない
これは前日撮った写真なので、このときそう言ってたわけじゃありません。正直、当日は写真どころのさわぎではありませんでした...
ボクもヤダ
これも、前日の寛いでいる時の大地君。
結局、里親さんと私の母との3人がかりでの捕獲作戦

。1時間あまりかけて、やっとのことキャリーに入ってもらう。
その後、一路車


で里親さん宅へ!
里親さんの家の一室にキャリーの扉を開けて二つ並べて置き、周囲にトイレや爪とぎやお水を置いて、部屋を暗くして2匹だけにしてあげる。 フードなどの説明をしたあと、今一度キャリーのなかのなつみちゃんと大地君にお別れをする。
でも、二匹とも不安そうな顔をしてこっちを睨むだけ



。仕方ないね。怖い思いさせてごめんね。でも、今度こそ君たちはここでずっと静かに幸せになるんだよ。
里親さんはおおらかな方で、こんな野性味たっぷりの2匹を、「元気など根性猫でこれからの生活が楽しみ」と言ってくださった

。
うろたえていた私はホッとすると同時に、良い飼主さんにめぐり合えて本当に感謝で一杯

。
もう暗くなっていたので、すぐに再び一路自宅へ

残された甘太と太助の様子が心配だったが...
太助はすぐに近寄ってきて撫でさせてくれた。良かった!
一方、甘太は...
なつみちゃんと大地君を探してか、夜中中みゃあみゃあ鳴いていたけれど、結局は私のベッドの上で寝てくれた。
...というわけで、6月に発見したお福とその仔達4匹は、餌やり、捕獲、保護を経て、2匹を里子に出して一応一区切りができました。お世話になった皆さん、応援してくださった方々、本当にありがとうございました。なつみちゃんと大地君はきっときっと幸せになると思います。
これからは、太助と甘太の日常と、時々お福の近況を綴っていくことになるでしょう。

今後とも宜しくな!
ワタシも時々宜しく!
クリックして頂けますとうれしいです!

0