「陰陽の中分となれば也」(暦便覧)
七十二候、初候:雷乃収声(かみなり、すなわち、こえをおさむ)、次候:蟄虫坏戸(むし、かくれて、とをふさぐ)、末候:水始涸(みず、はじめてかるる)(略本暦)
昨夜も雷鳴が聞こえましたが、遠雷とともに残暑も終りを告げる頃です。「雷(かみなり)」は夏の季語ですが、「稲妻(いなづま)」は秋の季語。「みず、はじめてかるる」は、田んぼの水がなくなることで、稲穂が実り、稲刈りが近いことを表します。
25日、彼岸明け。30日、十五夜(芋名月)。8日、
体育の日。8日より、二十四節気第十七節、寒露。
中秋の名月
旧暦八月十五日の夜の月を「中秋(ちゅうしゅう)の名月」と称して観賞します。旧暦では、七、八、九月が秋となり、季節を三つに区切って初秋、中秋、晩秋といいます。月見団子と称する、まん丸の団子や御酒を供え、ススキなどの秋草を飾ります。また、この時期収穫される里芋(さといも)を供えることから、「芋名月」ともいいます。中国では、中秋節と称し、月餅を贈答し、名月を観賞します。
9月22日 23時49分 太陽黄経180度
この日の東京における、
日の出 5:29
日南中時 11:34
日の入り 17:38
月の出 12:01
月南中時 17:07
月の入り 22:13
日没直後の西の空、水星、土星、火星、月と順に没していきます。22時頃、東の空に、すばる(プレアデス星団、M45)と木星が昇ってきます。
(参照サイト
国立天文台)
萩(はぎ)
ルドベキア・タカオ(キク科 オオハンゴンソウ属)
蕎麦(そば)
紫蘇(しそ)、青紫蘇(あおじそ)、大葉(おおば)
<秋分>の過去記事
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平成19年

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