12月8日は、ジョン・レノンの命日。(日本時間では、きょう9日になる。)
と、思っていたら、
現代音楽の巨匠、
Kerlheinz Stockhausen カールハインツ・シュトックハウゼン氏(1928年生)が、12月5日、79歳で死去。
という報道があった。
ご冥福を祈ります。
奇しくも、この日は、モーツァルトの命日でもあったそうな。
シュトックハウゼンというと、1970年代に、FM放送で現代音楽を聴いていた頃、ジョン・ケージ(1912〜92)、武満徹(1930〜96)、テリー・ライリー(1935〜 )、スティーヴ・ライヒ(1936〜 )といった作曲家の名前とともに記憶に残っています。 当時は、1960〜70年代にかけての電子音楽や、即興的な小品くらいしか聴いていなかったかなぁ。 50年代にすでに電子音楽に着手していた、先駆者で、やりたい放題やっていた、というイメージがありました。
その程度なので、いま改めて、検索してみたら、
1977年から2003年にかけて7年がかりで、7部からなるオペラ「リヒト(光)」を完成させ、次に、1日の24時間を音楽化した24の作品から成る「音」を作曲している
2008年には、生誕80年を記念して、29時間に及ぶ「リヒト」全曲演奏が企画されている
ということだ。
「リヒト」の全曲演奏にかかる時間は29時間かい。 やっぱり、やりたい放題やっていたのね。
YouTube から
YouTube - Stockhausen Interview
(インタヴューは、英語。制作の現場や過去の映像も挿入されている。)
YouTube - Karlheinz Stockhausen "Helicopter String Quartet"
(「リヒト」のなかの一曲「ヘリコプター弦楽四重奏曲」の一部)

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