都内の地下鉄を利用していて、気になるデザインの広告を見かけた。 近づいてよ〜く見たら、
高島屋のお歳暮カタログの表紙や広告に、
神坂雪佳(1866〜1942)の「軒端の梅」(『百々世草』より)と
与謝蕪村(1716〜1783)の「うぐひすの逢ふて帰るや冬の梅」の句が使われている。
梅の古木がぬらりと立ち上がって、画面からはみ出し、ひょろりと戻ってきた枝先に梅の花が二、三輪咲いている。 描線も色調も「ゆるい」ところがたまりません。 でも、調べてみたら、神坂雪佳ってスゴイらしい。これから名前を見かけたらチェックします。
高島屋日本橋店では、NHKの美術系番組「美の壺」とリンクした展覧会が始まるそうだ。

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