スーパーマーケットへ買い物に行くと、
青果売場では、♪きのこのこのこ元気のこ...がエンドレスで流れています。
先月までは、♪スイカの名産地〜...でした。
鮮魚のほうは、いつも通り
♪好きだとイワシてサヨリちゃん...で始まる、あの歌です。
...が、
この歌のおしまいに、
「さあ〜 みんなでさかなを食べよう
さかなはぼくらを待っている!」
という歌詞が来るのですが、コレ、何となく怖いんですけど、...
さかなも、自分らが食べられるのに、待っていたりはしないと思うんですよ、それでね、...
さかながみんな、口をあけて、ギザギザした歯をみせて、人間がやってくるのを迎え撃とうとしているのではないかと、
さかなは、人間が食用にするためにだけ、存在するのではないのだから、
さかなが、人間に食べてもらうために待っている、と解釈できるような歌詞は、やめたほうがいいよなぁ。
日本人て、自然界に対して、そんなに尊大な態度をとる民族だったかしら?
養殖技術が進んだからといって、遺伝子組み換えが実用化できるといったって、自然界に生息する生き物を捕らえる行為は、続くだろう。
店頭にパックされ、商品として並べられた魚の切り身からは、想像できないだろうが、漁師が危険な海の上で捕ってきたものだってあるはずなのだ。
自然の恵みを授かる、生命の食糧としていただく、という自然に対する畏敬と感謝の気持ちは、何処へ行ってしまったのだろう。
しかも、都会では、売れ残りや食べ残しの食品が大量に捨てられている。
これじゃ、死んだ魚も浮かばれまい。

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