2020/9/1

ロートルバム  

夜の台所。
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またアシナガグモか、と思われそうだが、これはガガンボ。
台所の壁の、布巾干しの、布巾と布巾の間に。

ガガンボがまず、けっこう久々。

昔は、ウスバカゲロウ、アシナガグモ、そしてガガンボがカマドウマの次に煙たがられる、夜の「新御三家」みたいな印象があったが、三人ともけっこうベテラン。

あと、こういう一点から何本か放射状に広がる壁の布巾干しを、最近みない(気がする)。
三角コーナーとかみなくなっていったように、これもなにかに代替されていったか。

布巾自体はさすがに(カビてくから)まめに取り換えてます(取り換えたのは雑巾に)。












※ゾクホウ※
長嶋有第17作品集『今も未来も変わらない』中央公論新社より9月下旬刊行!

今作のみどころとして「題名」をたっぷり味わえる、がある。

僕は小説本文を書くのはぜんぜんウキウキしないのだが、題名をつけるのは好きだ。
もちろん、似合わないときはつけないのだが(『もう生まれたくない』のように章が区切られていても、なんとなく似合わないときは章題をつけない)、つけられるときはなるべくつける。

連載は「各話ごとに題名をつけられる」のが醍醐味だ。「ぼくは落ち着きがない」「エロマンガ島の三人」のときは、つけそびれてしまったと少し悔やんだくらい。

で、今作『今も未来も変わらない』は、題名大幅増! 全24話なので過去最高の24個も題を味わえます(ボツにした題もカバー裏に載るので25個!)。鼻血出る。
個々の題もいい(自分でいう)し、題の並びも味わいどころ。

そんなところ、と思う人もいようが、大事に思ってくれる人もいる。
『問いのない答え』の各話の題名の並びの妙(「光」「帰る」と字数を一字ずつ増やして三話で「マジカルサウンドシャワー」とギアをいきなりトップにした、その音楽性)を分かって感想をくれた読者が実際にいたのである。……その人一人だけだったりして。(そしてこの自画自賛は何度かあちこちでしてるかもしれない。すみません)。


……しかし、そういう緩急でいうなら、単行本の題名の並びが、ここのところムードが似てしまっているのだった。次の本では漢字二文字とか、カタカナ一語の題名を置きたい。



次回は「加筆」ぶりについて。
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