2021/8/26

森の灰皿  

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妻の撮影。

庭で花火をしたときに、ろうそくの火に寄ってきたアシナガグモ。
光源が至近の一点だからか、影がクッキリとして「映えた」カットになった。



灰皿は、花火のために外に出したわけではない。
もうあった。

タバコを吸う人は、いつからか、自らなにも聞かずに外にいって吸うようになった。
つまり「この家って、タバコ、ダメっすかね?」みたいな確認をしなくなった。
「聞くまでもなく、どこの室内もダメで当然」になったのだ。

これまで、聞かれれば「どうぞどうぞ」といっていたのだが、それでも(どうぞどうぞ的にウェルカムな言葉であってさえ)彼らは換気扇のそばに自ら動くようになっていた。

で、いつしか「聞かれなくなった」。


彼らタバコ族がそういう風習になって長いか短いか、分からないが、山奥の森の中の家で「外にいって吸う」とき、灰皿が切実だ。山火事になっちまう。

遊びに来た鯖好き夫は滞在中、灰皿を「庭に常備」した。
(もしかしたら、いちいち吸い終えたら室内に撤収させていたかもしれないが)。

人も虫も、ここで、こうだから、こうしたという軌跡を残す。山ではそれがしばしば浮き彫りになる。

鯖好き夫のポートレートを撮っておくんだったな。ムシとして。
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