2020/8/19

ゆがみ硝子の窓に白める布団かな  

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なにしろ布団が重いので、ラシーンの上も使って布団干し。

表題は、先日参加したzoom句会での
ゆがみ硝子の窓に青める夏野かな 干場達矢
をもとにしました。

あれ(昔の、表面の「凪いでない」板硝子)はゆがみ硝子という言い方であってるのかと、句会でも話になったんだが、実感のある句。


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その、ラシーンのシートベルトに小さなバッタ系の虫。
撮影は妻。バッタ系の虫は、撮るとき常に緊張します(飛んじゃうから)。

ムシバムにも何度か登場のラシーンですが、走行距離が111111kmに到達しました。



※ゾクホウ※
は、おやすみ。
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2020/8/18

クサバム  

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久々の書生部屋。
良寛和尚のタケノコみたいに、家の中(出窓部分)を草が通り抜け、枯れ葉が落ちるようにさえなってました。
もう、驚きもたいしてない。







※ゾクホウ※
長嶋有第17作品集『今も未来も変わらない』中央公論新社より9月下旬刊行予定!


気になる装丁は、中公文庫版『愛のようだ』に引き続いて佐々木暁さん!

その佐々木さんが「打ち合わせ前に五分で作ってみた」という装丁案その1がこちら。

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(五分で作った、というところをしっかり書き添えてくれ、と)。

……13年刊行『問いのない答え』の題名と表紙がダイナモになりかかった、通称「あわやダイナモ事件」を思い出し、またこういうのか、と衝撃を受けた。

(「あわやダイナモ事件」とは……説明しよう。アーノルド・シュワルツェネッガー主演のB級アクション映画『バトルランナー』に登場するデブの悪役「ダイナモ」が、小説内にもチョロッと登場するのだが、当時の文芸誌編集担当と単行本編集担当者がともにバトルランナーのファンで、(それだけの理由で)「ダイナモ」を表題作にして表紙もダイナモに、とかなんとか言い出し、通りがかった穏当な編集者が止めてくれた(くれなかったら二対一でダイナモになってた)事件である。

後に刊行された文庫版『問いのない答え』ではその意を汲み、鶴谷香央理さんの絵の中にはちゃんとダイナモがいます。組まなくていい意を汲んでくれた、優しい人よ)。

さてさて、今回はどうなるか。
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2020/8/17

チュッの位置が高い  

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おなじみの台所脇。
フィクションの中のキッスマークみたいな角度でとまる蛾。
この蛾はよくみるが、いつも左右対称じゃない位置に「切れ目」がくる。気がする。


※ゾクホウ※
新刊『今も未来も変わらない』は、「小説の刊行」としては1年9ヶ月ぶりではあるのだが、前著からだと『俳句は入門できる』以来で、わずか9か月ぶりである。

他も、これまでけっこう、出してるんである。馬車馬である。

「長嶋さんって、けっこう、出してますよね」とか、編集者の誰も言ってくれない。
「馬車馬ですよね」または「枯れぬことなき創作の泉」とか。

……昔、エポック社のスーパーカセットビジョンというテレビゲーム機があって、テレビCMでゲーム機の魅力を伝えたあとで「今月は?」と新作ゲームが二本出ることも告知されて、最後は子供たちが「ありがとう!」と笑顔で唱和するというのがあった。

毎月、新作ゲームの部分は取り替わるんだが、みるたび「なんて尊大な」と子供心に思ったのだった。

今月「も」二本も「も」新作を出すからな。嬉しいだろ? ということだ。
あまつさえ、自分らで子供たちに「ありがとう!」って言わせるって!

しかも、もうファミコンも出てて劣勢だったのに(そこまで子供に思われてたのに)。


ナンカコー、わずか9か月ぶりとか書いてて、不意に思い出した。
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2020/8/16

常備  

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おなじみ鉄のテーブルに、これはなんて名前の虫だったか。ヤスローに教わったんだが忘れちゃった。

……子育てすると、お尻拭きが万能なものとしてあちこち置かれるようになります。ウエットティッシュと使い分け、とか全然しなくなる。
(うちだけだったりして)。



※ゾクホウ※
新刊『今も未来も変わらない』は婦人公論連載作を改題。
連載作を単行本にするときに題を変えるのは初の試みです。

連載の題名にも思い入れがあり、この題名と迷って、決めないまま装丁家に打診したら、あたかも「こっちの題名以外あり得ない!」という風に、決め打ちでサンプルを作って寄越した。それをみて「こっちの題なのかも」と暗示にかかったみたいにホワーンと決定。
連載の読者の方も加筆が多いので、楽しんでください。
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2020/8/14

ムシジャナイバムにチュー意  

ムシバムに似た、#ムシジャナイバム などというインスタグラムがあるようですが、ムシバムではないので皆さんお気をつけください。

……ムシジャナイバムの「いいね!」の数を思えば、こっちは400くらいいいねがついていいんだがなあ。


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まあ、毎夏、執筆をするわけである。
今年は、九月発売の新刊の、最後の加筆をすべく、ゲラに赤ペンを走らせる。
バーリバリ、バーリバリ(ゲラを直す音)!

……しかし、ナンカコー、感触がムニャっとしてるな、赤ペンの。と、よくみたら。

ボールペンのゴム部分がネズミに齧られてる!(写真右)
ファミコンのセレクトボタンや、テレビリモコンの電源も齧られてたが、ネズミの歯に心地よい硬さが、だんだん分かってきたぞ。


これもまあ #ムシジャナイバム だが、あっちじゃないな、これはムシバムだな、という脳内差配がありました。


※トクホン※

ではない、トクホウ!
ネズミの妨害ものともせず、新刊小説『今も未来も変わらない』は九月下旬、中央公論新社より刊行予定!

前作『私に付け足されるもの』から一年九ヶ月ぶり。
デビュー以後「常に小説の刊行を二年空けない」という自分内ルールを今回もなんとか(ヨロヨロ)守りました。
(過去最大に空いたのは『問いのない答え』『愛のようだ』の一年十一か月。版元が帯に「二年ぶりの新刊」と書きそうになったのを「一年十一か月だ、二年ではない!」と止めた。……この話、ここにもう書いたか?)。


虫のついでにこちらで新刊の続報も出します。
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2020/8/13

生きるためにムシバム  

コロナで、移動していいのか迷う今日このごろですが、家というのは住まずにいると朽ちていきます。

黴が繁殖し、ネズミが押し寄せて、家財道具や寝具はおろか、家屋そのものもダメになってしまう。

そういうわけで、家屋維持のため、人も誘わず、サービスエリアで食事もせず、密を避け避け今年もやってまいりました。

今年のムシバムは短期滞在、ショートバージョンでお送りします。よろしくお願いします。


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案の定、七月の長雨で、布団の黴臭さたるや大変なことになってました。
シーツを敷くと分からないが、重い(布団が)。
滞在初日のファーストショット。夜のカナブン。頓死したかのようだが生きてます。
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