海千山千ぷらす１（林道編）

明くる朝．．．。　　　　天気は晴れ 【 だったと思う．．.。 】　　　　時刻は午前６時頃 であったろうか？？　　　　川のせせらぎの音に混じった鳥の鳴き声 で目が覚める。　　　　４月も中旬となると、随分と夜明けも早くなるものだ。　　　　どれ、朝のコーヒー でも飲むかと、湯を沸かそうとムクリと起き上がる。　　　　あ〜らよっ！！っと、起き上がる．．。　　　　おりゃっ！！っと、起き上がるっ

んがっ！！

かかか、、、かっ、カラダとドタマが鉛の様に重く、起き上がる事が出来ない．．ｏｒｚ。
どうやら、またしてもやっちまった様である。　　　　そう、立ち上がれないほどシドい二日酔い．．．。

ぐはっ！！！　　こっ、こりゃぁ〜〜｜｜｜｜マイッタなぁ〜。 　　　　と、テントから這い出す様に外にでた。　　　　取り敢えず、水飲も、水。。。

各の如しで、二日目の朝は盛大なる二日酔いによって始まったのでありました。

巷下界では桜花 も散って葉桜となり、いよいよ春も盛りの季節となって参りました。　　　　この時期は、自身もバイクも本格始動の幕開けとばかりに、静岡方面に出撃するのがここ２〜３年の通例となってヲリまして、都合良く休暇が取れたこともあり、今年も静岡方面への林道行脚で開幕戦 を飾ることにしたのでありました。

一口に静岡に行くと言っても静岡県はとても広うございますから、箱根から伊豆下田から浜松方面、果ては天竜・奥大井まで、さて何処に行くべか頭を悩ます訳でございます。　　　　当初は毎度お約束の中伊豆方面と思っておりましたが、ドタン場で目に留まったのが 奥大井前衛の静岡市北部の怪しい領域。　　　　その界隈は林ヲタ先人の皆さんが過去に何度となく調査をして、１０Ｋｍ級の完抜林道が多数存在している非常に濃いエリアであることを知ってしまうと、自分にとっては未だ未開の地であるからして、好奇心がムクムクと沸いてくるのは至極当然の結果でございます。

そんなこんなで行き先が決まってしまえば、後は毎度得意の行き当たりばったりその日暮らし戦法で攻めるのみ。　　　　朝日 が眩しい、４月１１日（土）午前８時３０分、年末・年始の北海道極寒ツーリング以来のバイク旅にスタートしたのでありました。

準備万端　　さぁぁ〜、、、エイプ号よ、今回も頑張ってちょ〜よ

【 六日目：北海道上陸５日目 ２００９年 元日。 】

本来ならば家のコタツで、おめど〜ございます！！等と言いつつ朝から酒でもアオるのが、日本の古来ゆかしき正当なお正月の朝なんでしょうが、我々は同じ正月でもコタツではなくテントの中．．．。　　　　今日はメデタイ正月だぁぁ〜〜！！！　等と浮かれパンチな気分になる余裕は無く、一路苫小牧港へ向けての帰途の旅のスタートなのである。

朝飯は再びの稚内駅の駅蕎麦 でエエでしょ！！　ということになり、シュラフを畳んで諸々お片付けの開始である。　　　　ゴソゴソと小用足しに外に出てみると、外の気温は相変らずのプラス気温で雪ではなく小雨 がパラパラ舞っている。　　　　昨年末にこの地に来た時は、それこそてんこ盛りであった雪も、ここ数日の暖か天気で融けまくって辺りはビチャビチャなのである。

先ずは、お片付けから始めましょ！！　　という訳で荷物をテントの外に。

【 一日目：大洗フェリー港へのリエゾン 】

慌しさもピークに達した、２００８年末、１２月２７日（土）　　いよいよこの日が来てしまいますたっ！？！？！？ 　　　　そう、企画立案から丸々１年余り、同じ林ヲタ仲間であり外道バスターズ会員の SaltyDog さんとの間で温め続けていた、年越し厳冬期北海道ツーリング の出発の日なのであ〜〜〜る。

用意周到ならぬ用意ダメダメ 直前アタフタ 文化のワタシは、早々と休暇を取って山梨の自宅でバイクの整備をしまして、出発前日の２６日に、お江戸で借りた代車を使って愛機エイプ号を西荻長屋に持ってきたのでありました。　　　　んな訳で記念すべき年越し厳冬期北海道ツーリングの第一歩は、西荻長屋からのスタートとなったのであ〜る。

準備万端、忘れ物ナシっ！！ 【 っって、実はありましたが．．。 】　　いよいよ出発の時だぞ、エイプ号よっ！！　　

定刻の18時35分、フェリーは苫小牧港を出航しました。

さらば〜北海道〜
真冬に来るのはこれが最初で最後やでぇ〜

大洗港への到着は明日、１月４日の午後２時の予定。
明日は一旦、東京の西荻長屋に泊まって、明後日５日の朝に
山梨まで代車のトランポ号を使ってバイクを運ぶ予定です。

さぁ〜て、軽く乾杯もしたし、後はフェリーの豪華風呂にでも入って
サッパリしてから、本格的な宴会といきますかのぉ〜

北海道、最後の一枚は、本日走ったスノーロードです。
大満足でありましたぁ〜。

おはようございます。
こちら岩見沢市の道の駅駐車場での朝を迎えております。

昨夜は北海道に上陸以来、初めてと星空を拝みました。
今朝は放射冷却効果で、めっさクソ寒いぃぃ〜
かと思いきや、いつもと変わらず−３〜−４℃くらいの
気温でおます。

結局、この時期の北海道は日中気温も朝方の最低気温も
余り差がないというのが実状でしょうかね

因みに昨日の日中、バイクで移動中の最低気温は
Ｒ４０塩狩峠付近の−５℃、それ以外は大体−２℃〜０℃
くらいの気温でした。

さて、今日は長かった北海道珍道中行脚の最終日です。
まぁ〜、、、イロイロとありましたが、ともかく無事に
此処まで戻ってこれていがったデス。
苫小牧港までは、此処から約100Km ほど。
更に安全運転で帰ります。

といいつつ、最後の北海道スノーロードを名残惜しむべく
今日の一発目は、22Km程の道道へ..。

下記の写真の如く、主要国道から一歩外れると
そこはまだまだ白銀の世界一色なんです。