3月は久々の独りバイク旅にて、静岡西伊豆方面に遠征したのでありますが、この冬にエボU化したエイプ号と、まっとうな道(!?)を走るツーリングとしてはお初の事でございやんした。 今回は舗装路のみのツーリングで林道は一切走らなかったので、BRD製のマフラーに変更後の純粋なパワー感覚の変化を自分の五感で察知するには誠に良いタイミングだったのである。 前回の雪道行脚ツーリングからタイヤを通常のタイヤに戻し、ギヤ比もFドライブスプロケは15Tのまま、Rドリブンスプロケを33T⇒31Tとし、変速比的には昔のマフラーを装着していた時と同じ仕様に戻した。 本来ならば昔と同じギヤ比設定で何の問題もないと思っていたのであるが....。

実は大きな違いがありますた。
それはパワーバンドが高速域へと推移したことにより、従来の様にオーバードライブ的な感覚で5速目のギヤを使うことが出来なくなっていたのです。。。

昔と同じギヤ比のままでは5速目のギヤ比が高すぎて、無風・平坦路でも5速で80Km/hまで持っていくのがやっとこさ。 反対に、4速全開だと大荷物背負った立ち姿勢のままでも速度は90Km/hを超える。 しかも、5速のままムリに全開状態にしているとカブった様な状態になってイキナリ失速してしまう始末。

そう、これはまるでレーサー用のエンジン特性そのものなんです。。。(って、元々ソレ用のマフラーだから当然なのですが...。) 確かに軽荷軽装で街中や近所の峠のみをギャン!ギャン!唸らせて走るのであればこのエンジン特性でも何とかなるでしょう。 しかし残念ながらワタシの様な大荷物背負いのロンゲツーリングスタイルでは、とてもその能力を生かすことは出来ない。 よって、中低速重視の為の更なる改造が必要となったのである。【 コレを、ド・つぼの法則という!! 】
とは言っても、この先しばらくは仕事や田んぼ仕事や山菜行事等があって、梅雨の頃までは繁忙期で手が回らないので、当面は従来付けていたTガワ製のマフラーに戻しておくしか方法はない。 ワタシの理想のツーリング仕様とする為、今しばらくは、
びとっち大先生のお力を拝借するしかないだろう。。。
んでもって、エボUかした時のキャブレターセッティングであれやこれやと悩ませてくれた原因の一つを紹介しておきます。 その原因が、各ジェット類の先へと続いているキャブレター本体部分の燃料通過ラインの
詰まりである。 知らず知らずのウチに、この髪の毛1本分程の燃料通過ラインが詰まっていたのだ。
そんな訳で分解お掃除をしたのである。
詰まっていたのは、各ジェット本体の方ではなく、キャブレター本体の方ですた。
皆さんも、アイドリングが安定せんなぁ〜。。。。と思ったならば、キャブレター本体を分解掃除することをオススメしておきます。

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