えっぷしぃ〜!(>_<) 寒い日が続いております。 こんな寒い季節はコタツにミカン、もとい、熱燗に鍋物でまったりとしているのがイイのですが、何を血迷ったか10年振りのバイク旅に目覚めた、一匹のヒマおやじは突然と旅立ったのでありました。
今回の林道記の目標は、手始めに気になっておりました稲子川の上流にある2本の林道を調査した後、伊豆方面を目指して南下。 そして同じ林道仲間のnabekunさんと夜の幕営宴会に合流しつつ、十数年来の目標である、中伊豆は山葵の産地、筏場林道を走る事である。
つ〜訳でありまして、モノ好きおやじのおっかなびっくり珍道記は静かに始まるのでありました。。。。
先ずは、上稲子に向けてひたすらの移動。 初日の建国記念の日は穏やかな晴天に恵まれて、国道52号線の渋滞を避けるべく、富士川左岸の県道9号線〜10号線をひたすらに南下するのでありました。 そして、南部町十島から上稲子地区へと別れる国道469号線から、更に
静岡県道398号線へと進む。
1.不穏な雲がかかりつつある、稲子川上流に向けて北進!
中央の山肌には、おNew林道の大田和佐野線の道筋が...。
2.県道398をそのまま北進すると、県道のどん詰まり落合橋で、道は
二股に分かれる。 そこが林道西沢線、入山線の入り口分岐。
ちなみに看板左下にいらっしゃるのは、土左ェ門ではなく
林道工事のオジサンがお昼寝中なんです。(^^;
3.先ずは足慣らしに稲子川落合橋より左に分かれる西沢林道に入る。
4.分岐して暫くは、舗装路の上に石砂利が堆積した走り難い道を
2キロ程進みます。 すると道は簡易コンクリートになり
暫くすると二股の分岐が現れます。
5.この分岐をどちらに進むか悩みましたが取り敢えず右の方へ進む。
分岐から先、一応は林道らしくなってきますが、電柱がぁ〜...。
この林道、ど〜もヒト臭さを感じてならぬ。。。
6.それを裏付けるかの様に、道は舗装の上に砂利が堆積した様になる。
7.分岐から1.8キロほどで、なんと道路左手に民家が..。
何だと思ったら、どうやら別荘。 そして道はその先で行き止まり。
8.誰がどう考えても、この西沢林道は生活林道であるみたい。
んな訳で気を取り直して分岐地点に戻って、今度は左側に延びる道へ。
9.工事看板には、林道太田和佐野線1工区工事と書いていらっしゃる。
10.して、その分岐から簡易コンクリ路を進むと、300m程でダートとなり
何やら看板らしきものが...。 看板には、この林道太田和佐野線は
石神峠を超えて、天子湖のある佐野地区へ抜ける事を示唆している。
*** 周辺地形図 山梨県南巨摩郡南部町下佐野石神峠 付近 ***
11.看板から先、道は登り調子から平坦になり、いかにも新設林道らしい
様相となる。
12.そして、新設林道太田和佐野線は白水山から派生してくる尾根
即ち、石神峠付近の尾根を越えて、尾根の反対側を下る様になる。
尾根を越えて直ぐ先、道は開設工事中で、ジ・エンドとなる。
西沢線分岐から、開設工事中地点まで片道2.8キロのピストン
であった。 これからが楽しみな林道である。
さて感慨に耽るのもさておき、将来期待の、おNew林道太田和佐野線の
今後の進み具合に期待しつつ、ワタシは先を目指す事にする。
県道398号の林道分岐路である落合橋まで戻り、今度は稲子川の右岸に
分岐する林道入山線に進んで行く。
13.県道398号線、落合橋にある林道入山線の分岐看板
14.分岐から1.5キロほどの沢筋を登り詰め、最奥の入山集落にある
天子荘を過ぎると、再び林道看板が現れる。 この看板先の写真に
写っている道の先から、未舗装の林道となる。
15.未舗装林道となってから、1.2キロほど先、砂防ダムを過ぎた辺り
で、
右の沢沿いに伝う分岐路が現れる。 ここはそのまま左へ。
16.道は、一端谷を左に捲いて、ゆるゆると高度を上げる。
徐々に高度を上げつつ、この辺りでは道はフラットで非常に走り易い。
17.中腹域簡易コンクリ舗装の切返しで、振り向けば天子ヶ岳がお見事。
18.んっ? よく見りゃ、山の肩に何かが漂っている...。
何かの正体は、パラグライダーでした。
19.中腹を過ぎ、高度を上げて行くと道は徐々に荒れ始めて、植林用の
作業道分岐を過ぎると、雨水流水の地割れ溝が多くなる。
20.そして、所々降った雪が融けたとおぼしき凍結部分が増え始めると
ポッカリとした広場に出る。 どうやら植林用の作業広場らしい。
21.この作業広場から先、道はススキの張り出しが多くなり、道は流水
による地割れが酷くなり、タイヤの小さいエイプでは非常に走り難い。
22.上に向かうに従い、道には残雪が増えてくる。 この程度の雪でも
パワーの小さいエイプでは、登るのに四苦八苦〜!
23.入山集落天子荘先の林道看板から約6.1キロ程で、道は天子ヶ岳の
肩を超えることなく、終点になる。。。。
24.と、思いきや、終点広場から先に何やらまだ続く道が...。
25.ここぞ!とばかり、エイプの機動性を生かして進んだ10秒後。
道は
終点広場から僅か50m程で完全に行き止まりとなる。
結局、期待の林道入山線は、6.1キロのダートでその先は延長工事される風もなく、ひっそりと終点を迎える。 しかし、分岐する植林用の作業林道
を除き、本線林道にはゲートなどは存在せず、ピストンとは言え、この界隈
では往復12キロの貴重なダートが味わえる。
また、稲子川左岸に延びる林道西沢線途中から延びる、大田和佐野線も
貴重な新鋭林道として、収穫であった。
そして珍道記は、本命の中伊豆筏場林道記へと続く...。 乞うご期待!

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