
今年の4月9日、綺麗に咲いた

一才桜をバックに

さくらと

月の

記念写真を撮りました。まさか、これが普通に元気な

さくらの最後の写真になるなんて思いもしませんでした。

こういう形で突然に発症した病気は

さくらの命さえ奪おうとしました。それは最悪私たちに「安楽死」と言う選択をさせようとした。
かすかな望みで与え続けたステロイドが功を奏し

5月には近くの公園に行き

ベランダでお座りして日向ぼっこも出来るようになりました。
この頃右側にはかすかな麻痺がありました。

5月の終わりころには

歩けるようになり、

お得意の物々交換さえやっちゃう。

慌てて降ろしてました。
だけど6月の中頃膀胱炎の症状が出てから見る見る衰弱し、立てなくなってしまいました。

とはいえ食欲だけは旺盛でしっかり食べてくれたので助かりました。
膀胱炎と言うのは本当に怖い病気です。抗生剤がなかなか合わなかったり、調べてみると合ったとしても使っているうちにウィルスが耐性菌になりまた効かなくなったりするそうです。
さくらの場合最初錠剤を服用しましたが効果が無く、それどころか服用した後具合が悪くなるような感じがしました。
注射の抗生剤を打つと効果が見え始めたので続けています。だけどこれが10日から14日の効果だとういう事で、2週間ごとに尿検査をしてウィルスが残っていたり出血反応があったら注射を打つの繰り返しです。これが1本8400円…かなり高いです。


緩やかな効果しか得られずにいましたが、前回の検査でウィルスが激減していました。出血反応も無しと言う嬉しい結果。
だけど簡単に喜ぶ事は出来ません。今回良くてもこの次はまた落胆かもしれません。
勿論その間、クランベリーの抽出液を作り飲ませたり、沢山の水分を取らせるために一部手作り食にしてスープご飯をあげたりしています。

尿結石があるので、phを管理しながら怖々の手作り食です。

後ろ足が横にはみ出てますが、前足だけで10秒くらいこうしてお座り出来てます。

こんなとぼけた表情もするようになりました。

抱っこした時に頭をちゃんとあげていられます。

こちらの方向だったら自分でここまで起きれます。

だけど、この写真で分かるかな〜?後ろ足はいつもこんな感じで殆ど力が入りません。

歩こう歩こうさくらは元気〜

なんて歌って曲げたり伸ばしたり動かしてあげて、『おい!さくらの筋肉聞いてるかい?』って話しかけながら筋肉を刺激するようにマッサージしてます。あほでしょ〜〜〜
前足はピンと伸びて横に大きく広がります。抱っこしていてもこんな感じですが、横になってる時など曲げ伸ばしは出来ます。
抱っこして外に行くと、伸びた前足を一生懸命動かします。自分で歩いているつもりなのでしょう。
3時間から4時間に1度トイレトレーに抱っこして連れて行き、膀胱付近を圧迫しておしっこを出して、1日に3〜4回お尻をマッサージしてうんP出してましたが、最近おしっこは5〜6時間ほどの感覚とうんPは1日2回になりました。
自分でおしっこ出来ないのは辛いと思うし、圧迫するたびに「う〜ん」って苦しそうな

さくらの事が可哀想です。

でも、この時におしっこの体勢を取るように、後ろ足を少し曲げるようにもなりました。
毎日介護している中で、最近は頭や消化器系は全く健康なようです。
大元の脊椎の腫瘍が一体どうなっているのか、ステロイドで抑えられているだけなのか疑問な事ばかりですが、今はとにかく

さくらが痛みなく快適に過ごしてくれる事を祈るばかりです。

先日大きな

虹が出ていました。さくらのMRIを撮りに福岡へ行って、悲しい病気の宣告を受けた日も大きな

虹が出ていました。
この日病気と一生懸命戦ったさくらと月のお友達がお空に旅立ちました。
その事を全然知らなくて後でこの日だと知りました。
大きな大きな虹の橋を渡っていたのかな?
長い間よく頑張ったね…君がいたからさくらの病気の時も力強い支えになったよ。
勝手にだけど共に闘っている同志だと、いつも君の健闘を讃えていたよ。
まだね、余り泣けてないの。悲しすぎて涙が出てこない。
私の中ではさくらと共に君もまだいるんだ。
だからひとまず「さよなら」は言うけど、私の心の中でずっと生き続けているからね。
ママとセブンイレブンまで迎えに来てくれた時、一緒に少しだけどお散歩した事が昨日の事みたいです。
今度はお空で飛鳥やGONと遊んで、時には一緒にさくらや月に会いに来てね!待ってるよ!

9