なんか「世界が驚愕した」とか「衝撃の結果」とか言ってるけど、
単純に、自分たちの都合のいい情報だけを流して世論誘導しようと
したのに、世論がそれに乗ってこなかっただけなんじゃね?などと
思ったり。両者の支持層の枠組みも実際と全く違った認識で解説
されていたし。トランプ氏支持者の声を黙殺(あるいは矮小化して
報道)しておいて、いざそうした人たちの声が選挙結果に表れたら
「隠れトランプ派」だの何だの。
何だろうねェ、その時はあまり意識してなかったけどUKのEU
離脱の時の裏?事情も、実はそうだったんじゃないかと。
政治経験が全くない人なんだから(極端な政策案とか特に)不安
視するのはまだ解かるんだけど、今からダメ出ししてる人(*1)って
そういう誘導に乗せられてると思った方がいいのかも知れない
ですな。
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どうもです。
タカキ(とアストン)に関しては、先週言ってた、ほぼそのまま
でしたな。タカキがあそこまで視野狭窄に陥るのは、展開が少々
短絡的な気もしますが、ブラック企業にすり潰されて過労自殺を
選ばざるを得なかった人とか、ああいう心理状態なのかな・・・・・・・
などと思ったり(*2)。
上(オルガ)の思惑とか知らされないまま、下(地球支部)が
マクギリスと敵対することになる《ねじれ現象》は、タカキたちの
悲しい状況を示しているんでしょうけど、マクギリスがアーブラウ
とSAUの紛争に介入するにしても、アーブラウ側と敵対する理由
って何でしたっけ? 単にSAU側から調停の要請があったから
とか? ちょっともう一度観返してみないとならんですな。
ガラン・モッサは、ラスタルの野望?を裏から支えるために、
家も所属も本当の名前さえも捨てて傭兵に身をやつしているという
敵側の人間というのを差し引いても良いキャラになるはずなのに、
悪どい小細工とかタカキたちに対する言動とかの所為で、どうにも
好きになれませんな。ただただギャラルホルンを支配したいとか
いうのでもない限り、ラスタル側にも一定程度の《正義》がある
はずなんだけど、ガランの所為でそれが見え難くなってるんじゃ
ないかと。
ラディーチェも、ラスタル陣営の工作員とか大層なものではなく、
ただ単に現状の不満をガランに付け込まれた小物(*3)だった
ようで。
ラディーチェといえば、最期のタカキとの会話シーンではもう少し
尺が欲しかったかな、と思ったり。
今回の「地球支部編」って、鉄華団の子供たちに不満を持って
いたラディーチェの画策に対して、(チャドに後を託された)タカキ
がどうケジメを付けるかがキモな訳で。少なくとも「鉄華団を護る
ためにやったことだ」というラディーチェに対して、アストンの死に
ついてタカキがどう言及するかは聞きたかったかな、と。
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*1:これはTVのコメンテーターとか、いわゆる《有識者》というよりも、我々を
含む《普通の人々》全般を指してます。
しかしまあ、ここまで見当違いのコメントを(『敗北』してもなお)出してる
有識者って、一体、どういう《識》を《有》しているんでしょうな。
*2:時系列的に、ヒントになったとかモデルにしたってことはあり得なくて単なる
偶然なんですけど、電通の女性社員の件は奇妙な符号を示しているような。
*3:クーデリアの暗殺を画策したアリウム・ギョウジャンと「夜明けの地平線団」
の構図にちょっと似ていて、なんだかなァ・・・・という印象が。
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