そういう指摘自体は、それこそ企業進出が本格化した頃からあった
ように思うし、靖国やら何やらでデモ(という名の暴動)が起きるたび
に言われているはずなんですけど、今頃になってようやく撤退と、
その難しさを取り上げる「クローズアップ現代」って・・・。
それでもまだ、中国への進出のうま味を謳う番組があったりする
(「クローズアップ・・・」自体、つい最近まで言ってたような)のは、一体
何なんでしょうかね。
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どうもです。
映画の日3本目。実を言うと、チケットを買おうとカウンターに行く
寸前まで「天地明察」の方を観るつもりでいました。販売のお姉さん
の背後の壁に貼り出されている、その日の上映スケジュール表に
「図書館戦争」の文字を見た瞬間に、脊髄反射的に(笑)予定変更。
観たいとは思っていたんですが、夏コミ前後の時期に掛かっていた
看板が「天地・・・」に変わっていた時点で、上映終了したものと思い
込んでいた訳で。よく考えたら、メインが入れ替わっても1日1回程度
のペースで継続されることもままあるものですが、今回そこまで考え
が至りませんでした。
まあ「天地・・・」なら(今回のように1日1回ペースででも)もう暫らく
は掛かっているだろうし、また次の機会にでも・・・ということで。
チケットを買うタイミングがかなり早かった(といっても19時スタート
の回)ので、劇場内の60席全てが空いていて、「もしかして一人きりで
観ることになるのか?」とちょっと心配になりましたが、上映開始の
時点では半分くらいの席が埋まっていたようで、ひと安心。
で、観始めた訳ですが。原作小説はおろか、TVアニメも何故か(*1)
全く観てなかったので、合法化された検閲と、そこから表現・出版の
自由を護る、それぞれの陣営のあり様がよく解からなかったり。
TVアニメ、あるいは原作小説の段階でキチンと説明されているん
だろうと思うんですが、検閲(それも火器の携帯と行使を認めるほど
の強制力で)が許容される社会情勢が想像できなくて、とりあえず
ひと通り読んでからもう一度来い!とか言われたら「ハイすみません、
その通りですね」としか返せなさそう。
ちょっと意外だったのが、存外ラブラブしい(笑)展開があったこと。
それも主人公ペアだけじゃなく、柴原さんにもそういうネタがあったり
したのが本当に意外でした。
ただ、そういうストーリーそのものは決して嫌いじゃなくて、ラスト
で図書隊の教官に出世(?)した堂上三正とか、ニヤニヤしながら
観てたんですが。
そういえば、申し訳ないんですが原作者含め関係者が全く意図
しないところで、ニヤニヤせざるを得ませんでした。
・・・なんて言うか、事あるごとに出てくる「日野の悪夢」というタイトル
は、このタイミングではある意味《卑怯》と言えるんではないかと。
・・・まあ、とりあえず原作小説全4巻、探して読んでみます。
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*1:時期的にも、他のTVアニメを普通に観ていたのに「図書館戦争」については
全くと言っていいほど観た記憶がない。今思い返しても観なかった理由が思い
出せず、本当に「何故か」としか言いようがない。

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