こんばんは、少しづつ容態は良くはなっているのですが、日によって全然調子が違います。
2、3日前たまたま容態が良かったので、 ミスチルのコンサートに行きました。
家と病院の往復だけもあかんなーって思って行ったんです。行ったらやっぱり、元気をもらえました。
勿論、左肩から腕にかけて痛みはあるんですが、コンサートに集中してる時は一瞬でも忘れられるんです。
コンサート自体は、桜井さんの調子があまり良くなかったんですが、それでもそこは、さすがプロ、気持ちで充分伝わってきました。
最初の5、6曲はほんと苦しそうで、あれっ?って思ったんですね。桜井さん、調子悪いんかなって。
一緒に聞いている人に聞いても、「うん、なんか今日いつもと違う」って言うから、やっぱ気のせいじゃないんだって確信したんです。
明らかにかすれてて、声が出しづらそうなんです。オープニングから5、6曲歌ってMCに入った時に、客席から「桜井さん、大丈夫?」って声も飛んでました。
桜井さんが、「皆さん、ほんとにごめんなさい。皆さんにばれないようにと歌ってたんですが、喉のコンデイションが悪くて。プロとしては失格なんですが・・・
今日は、到底CDの声には届かないかもしれないけど、ほんとに一生懸命皆さんに届くように歌いますんで」と言って、ほんとにその通り体中からふりしぼる様に懸命に歌ってました。
プロとしてどうなん?って言う厳しい意見が飛んできそうですが、でも歌に対する真摯な思いって言うのは充分伝わってきたように私は思います。
でも、歌っているうちに最初より声は出てきたのもあるかもしれませんが、やっぱりプロです。
どんなに調子が悪くても悪いなりにきっちりやれるのが、プロなんだなと思わされました。
いくらプロとは言えども、生身の人間です。機械じゃないから、体を壊す事もあると思います。
でも一番大事なのは、いかにお客さんを、ステージを、歌って伝えるって事を大切に思えるかですよね。
今さらながら、もう一度改めて、そういう姿勢であたしも歌に音楽にステージに臨まなきゃいけないなって思わされました。

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