今月エンジニアさんと2人で黙々とレコーディングしておりましたが、ようやく本日終了しました。
というか、させました。笑
5年前から毎年続けて来たEUツアー、特に最初に行ったフィレンツェが拠点になり現地の協力者も徐々に増え、
「こちらでのCD発売を考えませんか?」との提案を頂きました。
即決で「いいですね!やりましょう!」と。
実は最初はとある国のレーベルを紹介して頂いていたのですが、こういう紹介ごとは間に入る人で色々変わってしまうもので、そちらからの発売は延期になってしまいまして。
それでもイタリアのスタッフさんは「そこが駄目ならイタリアで作りましょう!」とプレス会社を調べたり現地ミュージシャンからのリサーチをして下さったりして、
私自身もそもそも日本で自主制作で発売している訳だし、どんな形であれやる事は変わらんし、と思い、何としてでも春のEUツアーまでには発売したい!と決意は揺らがず。
そんなこんなで懇意にして頂いているいつものスタジオでお籠り。
2月末から始めて、5日間みっちり歌いました。
モニターなしにも挑戦しましたが、声の出し方が変わってしまうのよね…
と結局はモニター用と録音用の2本。

1曲ずつだと気持ちの作り方が分からないので、ライブさながら5曲連続で歌ってみたり、
でも歌い続けると声が変わって来るので2曲ずつにしてみたり、照明を暗くして気分を作ってみたり、
ライブの高揚感がありつつ商品としてのクオリティもあるところを目指してみました。
これまた難しいとこ目指してしまいましたよね…。
そして今日は響きも変えてみたくて、スタジオの内側の扉を開けてそこにマイク立ててもらい、
声のマイクも遠くしてスタジオに響く音を多めに撮ってもらったり。
スタジオの音圧で聞くと面白いくらい変わるんですよね。
CDにする時にちょっとでもこのニュアンスが出せたらいいな〜と。
楽曲は海外で歌っている曲を集めてみましたので、コラボ用の曲が中心です。
その為、9分の曲を始めとしてまあそれはそれは重めで神経使う曲ばっっかり!!
ですので終わったら一気にぐったりな私。

紙コップの数が悩ましさを助長しております。。
相変わらず今時のレコーディング常識からは真逆におりますので、
ピアノと歌の1発録りだとまずPCでのピッチ修正(音程の直し)が効かないし、パンチイン(失敗した部分だけ別録りして繋げる)もしないし、
とにかく歌ったものを歌ったまんま、なのです。
要するに、自分との戦いってことです。笑
なんとか!!
今の私の良い状態を詰め込めたのではないかと…思いたい。
明日のライブが終わったら2連休、休むぞーーーー!!!!!

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