フィレンツェからアムステルダムへ飛び、今回ツアー最後のライブへ。
イタリアで出会った漫画家でもあり画家でもある
田村吉康さんの個展にて、オープニングセレモニーで歌わせて頂くことになりました。
イタリアでライブを観て頂き、色々お話もさせてもらいながら、今回お声がけ頂きました〜〜〜光栄でございますっ
海外での私の苦労をご存知なこともあり「アムステルダムでゆっくり過ごして下さい、何か問題があれば最悪ドタキャンしても良いですよ!!」とまで。笑
お陰様で至れり尽くせり、とても環境が良くのんびりと出来ました。
オランダと言えば、チューリップや風車のイメージが強いので暖かいのかと思いきや、地図を見たら思った以上に北にありましたので日が暮れるのが早かったです。
夕方4時くらいでこの暗さ。
思った以上にシステマチックな町並みで印象がとても変わりました。
お世話になるサロンの辺りは映画のような雰囲気でした。
着いて早々ぐで〜んな私。
茶色いグランドピアノも素敵!!とても歴史あるピアノだそうです。
面白い音がしました。
夜は近くの日本料理屋さんに入ってみました。日本人店員さんがいらして安心です。
こちら豚キムチ、野菜たくさんで嬉しい。
写真だとご飯が普通サイズに見えますが実際はお供え用のお椀が少し大きくなったくらいのミニサイズでした。

海外の日本料理は味付けが違う場合が多いのですが、ここはリアルな日本の味でした。珍しい。
次の日は快晴。窓から見える景色が美しかったです。
教会の鐘がずっと鳴っていたのですが、こちらアンネフランクが聞いた鐘の音だそうです。ななななるほど。
日本人女性の山本薫さんが新しく作られたサロンにて、サロンと言えども職場も住まいも兼ねているそうで、割とオープンな感じでした。
階段は良い古さを感じるミシミシ感。酔ってたら落ちそう。笑
ゲストルームを1部屋お借りしていたのですが、カーテンがないのです!!
採光の為なのかな??なんか新鮮。
個展の何日か前に入らせてもらったので、サロンが作られていく過程も観れて私としては得した気分でした。
「まだ照明がついてないんですよ〜あはは〜」なんて仰ってましたが、海外ではいつもギリギリなのですよね。
オランダはプロテスタントなので食に関しては質素だそうで。
しかし私も田村さんも、腹が減っては戦が出来ぬ!のタイプでしたので、食事の確保はばっちり。良かった。。
田村さんは個展準備があり、私も体調がまだ万全ではなかったので、あまり外には食べに行かず、通訳で同行して下さった直義さんが何故か作るはめに。
普段あまり料理はしない、と言いつつめちゃくちゃ美味しいパスタと野菜スープが出て来ました。すごい。
雨が多い時期だったそうなのですが、すっきりと快晴でしたのでお散歩へ。
可愛らしい街並み。
自転車率が以上に高く、自転車用の標識まで!自転車専用道路もありました。専用道路に間違って入った日にはもう、轢かれても文句言えないくらいの勢いなのです。
アンティークな雑貨屋さんが多かった。買い物したい〜〜〜
実験器具系も。とても好み。ドイツが近いからかしらん。
アンネの教会まで行きました。

そしてこちらがアンネの銅像です、じゃじゃん!!
↓
ちっちゃ!

本当に!?目を疑う程の小ささ。あまり目立ってもないし…なんでしょうこの扱い。
残念ながら教会は工事中で閉まっていて、アンネフランクの記念館は入れるようでしたが人が並んでいたので断念しました。。
近くの出店のようなところに日本的なものが。

なんかね、締まりがないよね。笑
フライのお店でしたが閉まっておりました。
アムステルダムには川が流れているのですが、その川の上に船が。
こちら住居らしいですよ!お金持ちの道楽かしら。どうしてわざわざ湿気の多いところに。カビそうだし底冷えしそうだし。
街を歩いていると突然の馬車が!!!!

アジア系の顔立ちできっちりした服装の方が馬にのり、乗客も映画に出て来そうな雰囲気の方だった。
映画のワンシーンみたい。
この辺りはヨーロッパの印象そのままの雰囲気です。
半地下が多かったな。使われてない扉も多かったですが。

土地が狭いのか、縦長の建物がひしめきあってました。
そしてちょっと道の方に前のめりした造りなのです。恐らくなるべく大きく見せようとする手法なのではないかと。
階段も螺旋階段で狭いところが多いので、大きな荷物を入れる時は建物ごとについているてっぺんの滑車に引っ掛けて持ち上げるみたいですね。
この日も早々に寒々として来ましたので、16時くらいには戻りました。

大きな窓とカーテンのなさが特徴的で、こじんまりとしてとても好きな街でした。
古着屋さんとかアンティークショップが割とあったので、買い物しにまた来たいです。笑
そしてアムステルダムはドラッグと風俗が合法だそうで、代わりにマフィアなどの団体はいないみたいです。
闇がないから闇で商売出来ないって事なのかしら。
風俗の方々は定期的な検診も保証されているらしく、健康に気遣いながらとのこと。
ドラッグも合法ならお酒みたいに、泥酔はしちゃだめ!みたいな暗黙のルールみたいなのあるんですかね。禁止されてる国でこっそりやるよりましだったりして。
何が良いのか悪いのか、日本にいるだけじゃ考え及ばないことがたくさんありますね。うむ。
お散歩帰りで夕食をまた作ってもらい、「チキンのトマト煮がいい!」と言ったら「初めて作りました」と出してもらいました〜

直義さん、次回から通訳と料理担当お願いしますね。笑
ダイニングキッチンも広いので居心地良かったんですけども、食事後にまた色々お話したりして。
田村さん、数学フェチらしいのです。心がざわついた時は問題を解いていると落ち着くらしく。
話の流れで相対性理論について説明してもらったんですが、その時の図解がこちら。

説明がお上手なので言わんとしている事は理解出来ましたが、なるほど面白いですね!(だからと言ってそれは何故か?を解きたいとは一切思わない。)という
感じ。いやこっちが一般人の考えですよきっと。
とりあえず光はすごいって事と、数学はロマンだという事だけは分かりましたので。
…プロセッコ飲んで寝ました。笑

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