猫かぶり ＊小林未郁＊

四獣で案の定、朝まで飲みまして、笑
ヘロヘロの中日を挟んで大阪２本目は正井千尋さんとのツーウーマンライブでした。
出会ったのはかなり前になるのですが、特に距離が縮まったのはここ最近です。きっと距離感とか、相手を信用する速度が似ているんだと勝手に思ってます。

彼女はママになりましたが、それでも歌声が衰えず自身の音楽活動をしっかりやっていらっしゃる女性としても尊敬する素敵な方。
声の話や生き方の話、歌い手としても女としても何も誤魔化さず会話が出来るので、その時間を共有してもらえるだけでも私はすごく助かってます。
お互い忙しい中で、そして東京と大阪の距離の中で、電話やメールでこの企画を計画し当日はちゃんと作ることが出来て本当に嬉しかったーー！！

まずは千尋さんの「Beautiful」、一発で好きになった曲をコラボしました。

上手に亡霊のようにいるのがチェロのヤッサン、彼とも数年ぶりにお会いしました。

歌っていて気持ちの良い曲です。


そして私のライブをたっぷりと。


socは久しぶりの出演でしたが、私が出た頃とはスタッフさんも少し変わったようですね。すごく歌いやすかったです。


休憩を挟んで千尋さんのライブをたっぷりと。
宇宙旅行しているような浮遊感。


そしてそして！
このイベントの目玉企画、トークコーナーです。

二人ともライブMCをほとんどしないタイプなので、たまにはいいかなと。
ご来場の皆様に事前に質問用紙を配布し、それに関しての私たちの回答や思ったことなど。
話しているとあっという間で、話足りなくなってしまいました。
（次の記事で頂いたご質問にお答えしますね＾＾）


イベントのラスト曲は「飼育小屋」を。
千尋さんが歌うとすんごく大人の曲に聞こえました。


当日までバタバタしておりましたが、無事に終わりました。良かった。
普段からプロ意識が大事、と口にしている私なのですが、案外何がどうということを細かく言葉で言うのは難しくて、
でもこうして一緒に企画イベントを作ってみるとプロ意識がある方かどうかというのははっきり分かるものですね。
千尋さんはきちんとプロ意識がある方なので、すんなりと企画を進めることが出来ました。その上でライブのクオリティもさすがの高さで素晴らしかったです。

大阪２回目、そして東京開催も計画しておりますので、是非お楽しみに

＊セットリスト＊
１、毒
２、鴉ノ月影
３、カタマリ
４、ご主人様
５、剥製と散歩
６、つまみぐい
７、雨音
８、嘘、真、ひらり。
９、中庭の獏
１０、迷宮入り

都内でのファン感謝祭が終わり、大阪に移動致しました。
大野賢治、中村利紗、加藤論史　という見知った顔ぶれでのイベントへ。
ほぼ一緒に飲んでるメンツですね。笑

まずは利紗ちゃんと喫茶店へ行き、


みんなのライブを楽しんだあと最後の出演でございました。
この時期すごく痩せていたので、声を出すのにいつもの倍くらいは力使ったかも…


でも不思議と、好きなメンツでのイベントだとみんなからもらえる何かがあるので、いつもより心地よく歌えます。自分の立ち位置もはっきり分かるしね。




集音マイクだったかと思うので、これまたいつも以上に声を拾っていたかもしれませんね。最後は振り絞って。笑
そのせいか「獣王」などと呼ばれるようになってしまう。。。

そして終演後、なぜか４人での写真を撮っていないという…仲悪いわけじゃないですよ！
仲が良すぎて逆に油断したかな〜（とか言い訳っぽいこと言ってみる。）

大阪のアーティストの皆様、見る度に成長していく人が多くて、私も歩みを止めてはいけないなと背筋が伸びる思いになります。
「獣王」として恥ずかしくないようこれからも頑張ります。笑

＊セットリスト＊
１、一人遊び
２、飼育小屋
３、キッチンサバイバル〜春野菜バージョン〜
４、毒
５、つまみぐい
６、萼
７、せむし男の恋
８、迷宮入り

アンコール：縁結び（だったかな…）

たった２ヶ月前なのに、既に記憶が曖昧になっているという…
忘れていく前に感情だけでも書き記しておきたいのですが。
とりあえず「疲れ目」のせいにしておきたいと思います。笑

さて、毎回ご好評を得ておりますファン感謝祭、こちらの箱の雰囲気や何より美味しい珈琲を楽しみに来てくださる方が増え、東京のホームの一つとしている私としては嬉しい限り。


出演は私だけなので、リハーサルの時間も準備の時間もたくさんあるし、といつも思うのですが、いつもいつも時間が足りなくなります。
本番前に時間が一瞬で過ぎる感じ、これはずっと同じなんだろうなぁ。


以前はライブ前と言えば、数日前からピリピリして当日はソワソワして、という状態で、何か日常生活とは切り離されたところにライブがありましたが、ここ数年は日常の流れの中にライブが組み込まれている感じです。
呼吸をするように歌う…とまではいかないですが（私の曲だとそれは無理かな。笑）、生きている時間の中にしっかりと歌うことがあるという、その変化は感じます。


歌うことで生きているんだと。
それは単純に生活費を稼ぐというリアルな問題だけではなく、自身を息づかせているものが歌なのだと、ここ最近は強く感じています。
少々体調が悪くても歌うと治るしね。（粗油ことなのか？笑）不思議。

春を先取りの衣装にしてみました。
白に近いベージュって毎年惹かれるのですよね。この衣装はまた違った着方も出来そうなので、どこかで登場させたいです！

ご来場の皆様、ありがとうございました。


ではでは、、間違っているかもしれないセットリストです…。
＊セットリスト＊
１、桜の園
２、記憶ノ海
３、毒
４、焙煎珈琲、挽き立てドリップ
５、つまみぐい
６、飼育小屋
７、せむし男の恋
８、透明な青
９、かくれんぼ
１０、キッチンサバイバル〜春野菜バージョン〜
１１、一人遊び
１２、潜水艦
１３、雨音
１４、萼
１５、沈黙
１６、僕のお葬式

アンコール：迷宮入り

遂に、遂にですよ。タイトルに正式な日付を入れ始めたくらいの回想録になってしまった訳です。
国内ライブの記事でこんなに遅くなるなんて、自分としても珍しく思います。
海外で書こうと思っていたのに（わざわざDropBoxに写真も保存して行ったのに）、結局帰国してこんなに時間が経ってから書いてしまうという、どうなのよ。

と自分自身のテイタラクにうんざりしながら回想してみます。

横浜発信で海外に向けていくという企画にお呼ばれしまして、以前から少しだけ親交のある球舞Akiさんより。
かむゐさんとのコラボもあるとのことで二つ返事でお受けしたものの、まあ〜〜〜なかなか色々ありましたね。笑
ただ個人的にはこちらのライブハウスに知り合いのスタッフさんが働いており、偶然の再会にとても嬉しくなりました＾＾

かむゐさんと海外で公演している中から少しだけご披露する形になり、日本にいるのに何だか海外にいる気分に。


弾き語りで少しだけソロで歌い、


特に人気の高い「せむし男の恋」。こちらはお陰様でクラウドファンディング達成により制作が決まっております。楽しみー！！！


他出演者の皆様のショーが順々に終わり、最後はかむゐさんと薩摩琵琶の共演にてイベントは終了。


集客予想が全く出来なかったんですが、満員御礼でした。嬉しい。


こちらが出演者全員、ステージ上にぎゅうぎゅうでございます。
お客様は色々なジャンルのものが一気にご覧になれたかと思いますので、満足して頂けた…かな？と。思いたい。


舞台裏はルンルンと♪
球舞さんとは「共演」という形では初めてでしたので、これまたとても嬉しかったです。また次回も開催されたらご一緒出来るかしら。

そろそろ国内での、懐石シリーズ、または凱旋公演をやりたいですね。
国内公演は本当に大変なのですが必ず実現したいという熱が高まって参りました。

かむゐさんとコラボを始めたのはもう１０年前になりますが、そこから数年かけて少しずつ演目を増やしていき会場も大きくしていき、５年後に初めて海外でコラボご披露、そこから毎年…
と思うと長かったですが、当初に比べればすぐに出来る演目があるので少しは国内開催も負担が小さいかなと。


というのをわざわざここに書いたのは、先日「サムライが流行ものだから一緒にやってんでしょ」というような心の底からイラっとすることを言われたからです。
積み重ねて来た時間を舐めんなよと思うし、隙間産業的に海外に行ってる訳でもないですから。

あとついでに言えば「アニメの曲を歌っているから海外行けるんだね」というような事も言われますが、確かにそのオファーは増えて来たけれども少なくとも最初の３年は自身の弾き語りとコラボレーションで何もないところから行ってますから。
イバラの道の痛みを舐めんなよ。

…と、これ以上書くとお酒を飲み始めてしまいそうなので、笑
この辺りで。
もう２ヶ月前になりますが「KAIKOKU」ご来場の皆様、本当にありがとうございました！

王宮ふぇすご来場の皆様にご案内です。

＊ご入場は先着順です。
王宮ふぇす参加への気高い誇りを持ち美しくお並びください。

＊王宮に入りましたら正面にお手洗い、物販コーナーがございます。
お客様のお席は物販コーナーの奥に少しと、右手階段を降りた１階席でございます。
お足元にお気をつけになり、姿勢を正してお歩きください。

＊階段下、１階バーカウンターにてお飲物をお引き換え頂き、お好きな席へどうぞ。
卑しい者達のように押し合うことなく譲り合いながら、その上でご希望の席を獲得してください。

＊お煙草は１階バーカウンター前のみとさせて頂きます。
絵になる立ち姿で喫煙をお楽しみください。

＊撮影は基本的に禁止です。
ご希望の方は必ず各出演者の許可を取り、一族の名に恥じぬマナーで撮影をお願い致します。

★ポスタープレゼントのご案内
ふぇすを１日通してお楽しみ頂いた方に「一族の謎 オリジナルポスター」(A３サイズ)を差し上げます。
開門16:00〜開宴16:30　にご来場の皆様に、執事から引き換え用タグが配布されます。
終宴後の物販コーナーにてタグをご提出頂けますと、庭師が素早い手つきで丸めて結びます。

！！注！！執事はお酒１杯で買収されてしまうような人間です。タグの闇ルート使用は極力お控えください。

★ポスター販売のご案内
「一族の謎　オリジナルポスター」（A３サイズ）は１枚500円で販売しております。
こちらの売り上げは恐怖の打ち上げに使われますので、皆様のご協力よろしくお願い致します。


それでは皆様、一族の謎〜王宮ふぇす〜を心ゆくまでお楽しみください。
ご来場心よりお待ちしております。

私は今でこそ他人から「ストイックだね」と言われるが、自分でストイックだとは到底思っていない。基本的には三日坊主で自堕落で典型的な短期集中型である。計画だけはやたら好きで夏休みの宿題なんかは計画したら終わった気になり、最初の数日こそ頑張ってはみるがすぐに遊びに出てしまい、夏休み最後の３日間で答えを見ながらノートに書き写すのみ、何なのこれ辛い、こんなことなら最初からコツコツやっておけば良かったと後悔したりするような人間である。
それでいてプライドだけは妙に高く、人前で恥をかくのは絶対に嫌で、だからと言って言葉で誤摩化し自分を大きく見せるのは更なる恥だと思っているので、それを回避する為にひとまず頑張ってみる、でも油断すればすぐにウダウダと無駄な時間を過ごしてしまいそれにまた自己嫌悪するという厄介さを自覚しながら生きている。

そんな基本性格なので若い頃は甘えられる環境にはどこまでも甘えていたと思う。その象徴が遅刻魔である。今の私とお付き合い下さっている方には信じられないかと思うのだが。忘れもしない高校から私の遅刻は始まった。良く言えば自由な校風だったので各々勉強さえしていれば特に何も言われない。厳しく怒る先生もいなかったので思春期真っ盛りの私は「ただ何となく虚しい」という理由でダラダラと学校までは行くものの教室に入るのが嫌になり近くの公園に行き、同じタイプの友人と公園で１日を過ごし、結局放課後みんなが帰る時間に一緒に帰るというような日々だった。
卒業後は歌手を目指して東京に出たものの、やはり最初の事務所でも遅刻は続き、よりによってプレゼンの日に限って寝坊したりもして、随分と事務所の方々に怒られた記憶がある。そしてそれにも逆切れしたり自分は弱いんだから仕方ない誰にも分かってもらえないと甘え腐った言い訳をするような生意気な人間だった。

その後３年間その事務所で頑張ったのだが様々な理由があり変な揉め方をしていまい、広島に戻らざるを得なくなってしまった。人生初めての挫折をして泣く泣く広島に帰り、空っぽの数ヶ月間を実家で過ごした。しかしやはり歌手になる目標は諦め切れずまた自力で東京に出るという決意をし、その資金を貯める為にバイトを始めた。そのバイトを始めた時から私は遅刻をしなくなった。
何故遅刻をしなくなったのか。恐らくその時、本当に強い決意をしたからだと思う。前回の記事にも書いたように本気を見せなければ他人に確信をしてもらえないし、何より自分自身に言い訳をしたくなかったんだと思う。本当に歌いたい自分の気持ちを、自分が信じられなくなるのが嫌だったんだと思う。

人は、変われると思う。自分が経験しているから自信を持ってそれを言える。ただし私には強い挫折というものがあったから、それが変われるきっかけになっただけの話ではあるが。だけど人それぞれその環境や状況の中で、ちょっとしたタイミングや人との出会いでそのチャンスは必ずあるんじゃないかと思う。それが巡って来た時に自分が変わりたい時期かどうかということも重要ではあるのだが。

ただね、性根は変わらないとも思っている。だからこれまで色々なバイトなどをして来たが、甘えて良い環境がやって来ればたまにそれが顔を出したりもする。未だに三日坊主は変わっていないとも思う。この基本性格とは一生付き合わなければいけないと思ってもいる。しかしそれも自分の中で付き合っていれば良いだけで社会にそれを出さない自分になることは出来る。社会的にとっている行動がその人の人格として認識されるものだと思う。だから今私は「ストイックだね」と言われるようになったんだと思う。自分では思っていなくても、そう見えているんだと思う。何がそうさせているのかは分からないが、それは単純に遅刻をしなくなったことから始まった延長のようなものだと思っている。

そんな風に勝手に自己分析をして周りを見てみると、稀にではあるが、自分を変えられずに恐らく変われるきっかけも見逃して、それでいて後に引けなくなってメッキを纏い続けるような人間に出会ったりする。そういう人間を見るととても悲しい気持ちになる。それが年上だったりもするから更にどんな感情を持てば良いか分からなくなる。

もしかしたらこれから先、まだまだ変わらなければどうしようもない環境がやって来るかもしれない。そんな時に頑になり過ぎずかと言って大切な部分は捨てない強さを持って成長という変化をし続けられるのだろうか、と少々不安になりながらも、一度確実に自分は変わったのだという当時の経験を何度でも思い出してみようと思う。



…ううむ、かなりの散文だったかもしれないな。どうにかまとめたつもりで２回目を終了します。

山口ライブの後は広島に戻り、昔のガラクタや資料を整理して過ごしました。
過去の自分を未来から見るというのはとても意味のある事だと思っております。
自分のことのように思えない時もあるしね。

そして雛祭りには大阪に移動、関西では珍しくグランドピアノライブでした＾＾


こちらのピアノ、いつもメンテナンスが行き届いていて嬉しいです。


私にはこれもまた珍しく３０分ライブでしたので、凝縮したライブになったかなと思います！


そしてそしてこの日のメインは！
以前より仲良くして頂いておりますuncloseさんとのコラボ曲をご披露＾＾
衣装はこの１曲に合わせて参りました


「夜の唄」


苦手なハモりがすっごく高いキーでして、笑
でも本番でもちゃんと出て良かった…安心。


東京でもお聞かせする日があるかと思いますので、お楽しみに。

トモエさん、shimaさん、ありがとうございました！

打ち上げは何故かブラステ組と
いやぁ笑った笑った。そしてここの店主が広島出身でまた嬉しかったです。
美味しかったのでまた行きたいですー！

ご来場の皆様、ありがとうございました＾＾

＊セットリスト＊
１、毒（今回はshimaさんに盛りますバージョン）
２、焙煎珈琲、挽き立てドリップ（本番前に珈琲飲んだしねバージョン）
３、つまみぐい（サンドイッチ食べたしねバージョン）
４、女の幽霊（雛祭りと言えばこれなのですバージョン）
５、糸蘭〜タガイニワスレナイ〜（お内裏様とお雛様かけおちの末バージョン）
６、迷宮入り（これを歌わなければ締まらないバージョン）

予定というのは何故だか固まってしまいますよね、不思議と。
東京でライブした次の日は山口県に移動しました。
「闇夜の烏」コミネリサさんとのツーマンライブ、おまけつき。

まずはしっかりとそれぞれのライブ。
たくさんの絵画やオブジェに囲まれた、良い意味で雑然とした空間でのライブです。


今回あまり本番前の時間がなくてあせあせとしてしまったのですが、逆にいつもの本番前の妙な緊張がなくて自然に歌い出せた気がします。




お客様の集中力も高まっている感じがしました。明かりの区別があまりなかったので、フラットな場所にいて、お部屋で歌っているのを見られているような。笑


この日も丁寧に歌えました。



そしてリサさんのライブが終わってから最後に…恐怖のカバーライブ…！
私が選んだ楽曲に私なりの解釈をつけ、それをリサさんにアレンジして頂きました。もうそのアレンジが私の思った通りの雰囲気で、気持ちが上がること上がること。


熱唱。


更に熱唱。笑


こちらでは初めて披露したカバーでしたので、私の解釈にどう反応があるかな？と思いましたが、ナイスなところで笑い声が！！（笑うような内容じゃないんですけどね。笑）
素晴らしいです、山口のファンの皆様の想像力＾＾


大盛況に終わりほっと致しました。第二弾も出来たらいいなと思っております

次回は工場バックにライブしたいな〜

＊セットリスト＊
１、飼育小屋
２、かくれんぼ
３、焙煎珈琲、挽き立てドリップ
４、毒
５、つまみぐい
６、萼
７、透明な青
８、迷宮入り

【カバーライブ】
１、まちぶせ　石川ひとみ（略奪バージョン）
２、赤いスイートピー　松田聖子（略奪失敗ストーカーバージョン）
３、制服　松田聖子（桜の木の下に埋めましたバージョン）
４、あなた　小坂明子（薔薇に火をつけますバージョン）
５、秋からも、そばにいて　南野陽子（幽霊とかけおちバージョン）

アンコール：みずいろの雨　八神純子

「コラムのようなものを書きたい」と思ってからもう３月になってしまった。
誰に読んでもらいたい訳でもないが、自分の気持ちの記録やふと思い出した過去のことはどこかに書いておきたいなと思い。だから読みやすい改行を避けてただただ気持ちの羅列をする事になるから、コラムという程まとめきれない、なので、ようなものと銘打ってみました。

ここのところ思うのは自身の音楽活動のことで、いつも思ってはいるのだが。思い返せば長くなったなと。よく続けて来れたものだと思う。でも絶対に続けてゆくという覚悟もいつかのタイミングでしたのもぼんやりと記憶している。
時折思い出すのは小学生〜中学生の頃の事で、当時から私は歌手になりたいとかタレントになりたいと日々誰にでも宣言しているような子だった。学校で将来の夢を書けと言われても変わらずそれを書いていた。
確か中学になった時にご近所の美容院で「みかちゃん、進路は決まった？まだ歌手になりたいん？それとも現実を見た？」と言われたことがある。その時に私は、何でこんなにも歌手になりたいタレントになりたいと言っているのにこんな事を言われるんだろう、それが私の現実なのに、と思った。

その後高校に進学しギター部（という名の軽音部です。団地の中にある学校だったので名目上アコースティックでなければいけなかったらしい。）に入りボーカルを担当し、いよいよ本格的に歌だけを歌いたいと思うようになった。一応進学校だったので周りの連中は高校３年生になるとバンド活動もそこそこに志望大学をきちんと目指すようになっていった。私は既に東京に出て歌手を目指すと決めてしまっていたので、勉強する気を一切なくし地元の歌のコンテストなどに出場したりしていた。ちょうど卒業式がコンテストの東京本選と被り、私は迷わずコンテストを選び卒業式は欠席をした。コンテストの結果は残念に終わったがその選択を後悔はしなかった。

そして卒業し上京し本格的に歌手を目指して専門学校に通いながら出来たばかりの音楽事務所にお世話になり、初めてのレコーディングや本格的なライブを体験したのだが。数年経ってから高校の同級生に会った時「みかって歌いたいの本気だったんじゃね。」と言われた事がある。私にとってはそれも驚きの発言で、あんなに高校３年間歌っていたのに、卒業式を欠席して歌を選んだのに、何故？と思った。

それから数年、正にジェットコースターのような紆余曲折があり（それはまたおいおい書き記します）今に至る訳だが。今はさすがに私が歌いたいことを否定する人は周りにはいない。それはきちんと職業にしたからという理由もあるかとは思うが、やはり一番の理由は辞めなかったからではないだろうか。もちろん人それぞれどうにもならない環境があることは重々承知である。今はとりあえずそれは置いておいて。続けていないと人は認めてくれない。本当に歌いたいんだと確信をしてくれない。私は小学生の頃からずーっと思っている事なのに。自分の中ではずーっとこれを確信していたのに。

もっと早く音楽で何かを形にしていればもっと早く確信してもらえたのかもしれないが。それを考えるときっと何かを確信するという事は、続けることを含む行動、時間、それによるのかもしれない。頭では分かり切ったことなのだがそれにしては人の気持ちは移ろいやすい。自分の気持ちですら未だにコントロール出来ないくらい変化することがある。だから他人の気持ちがコロコロ変わってもなるべくそれを受け入れてはいたいのだが、確信を得たいなら気持ちをコントロールするのではなく、行動を一貫しきちんと時間をかけることが重要なのではないか。例え一時期は気持ちが続かなくなろうとも行動だけは一貫するぞと踏ん張っていれば、それがその内自分の中でも他人から見ても確信に変わってゆくのではないだろうか。


…このまま３倍くらい書いてしまいそうなので、この辺で。笑
次回はまた、吐き出したい時に。

ワタクシ遂にタイトルに日にちを入れ始めました。
もうね、「回想録」だとほとんどそうなるでしょ…ということで。
結局は回想なのですが。笑

２月末はお馴染みSEED SHIPライブでした。
ライブが２週間ぶり、というだけでちょっと空いてしまったな、、と思うようになってしまいました。


しかし安心して出演出来る箱というのはありがたいです。
音のバランスやら声のいいところやら、説明が少なくて済むのですよね。




ここのところまた、集中力が安定して来た気がします。
自分の中ではムラがあるのでこういう状態はありがたい。何がそうさせるのかは分からないんですけども知らない間に色んなところから何かしらの影響は受けているのでしょうね。


４月に一族でもご一緒する、お嬢：大山藍ちゃんが急遽オープニングアクトで会えて良かった＾＾
季子さんは真逆の音楽性でしたが、それがまたちょうど良くて心地よかったです。

この３人で過ごす楽屋は何だか面白かったな。
同じ空間にいて妙なストレスがないというのは何でしょうね、その人が出している空気感が大きく作用するのかなと思います。

ストレスフリーな日なのでした。笑
皆様ありがとうございました＾＾

＊セットリスト＊
１、記憶ノ海
２、飼育小屋
３、かくれんぼ
４、ご主人様
５、子犬
６、焙煎珈琲、挽き立てドリップ
７、毒
８、つまみぐい
９、闇市へ
１０、萼
１１、沈黙
１２、迷宮入り

アンコール：透明な青