今週はとっても多忙で、バタバタ〜バタバタ〜

用事を紙に書いて、1つずつクリアしてきたつもりではいるけれど・・・
もしかしたら、アチコチもれてるかも
ホームレスのオジサンのところに、トラちゃんという猫がいます。
12、13才くらいで、いつも舌を出し、遠くを見つめる姿を見ます。
8年ほど前に事故にあったそうで、歯もいがんで、舌も切れています。

まだ爆発する前のトラちゃん
少し前に、トラちゃんの目の下がぽっこり膨らんでいました。
トラちゃんは口にトラブルがあって、よく膿が溜まり、そして爆発、治るというのを繰り返していたそうで、またかといった感じでした。
でも、今回はいつもと違い、爆発後、穴が塞がらない。
オジサンは抗生物質やステロイドを飲ませていたそうで、それでもひどくなる一方でどうにもならなくなり、「トラちゃんが大変なことになった」と聞かされたのが火曜日。
水曜日、トラちゃんを預かって病院へ。
素人の私が見ても、これはダメなんじゃないかと思うほど、顔半分は溶けてるといった感じ。
先生も「これはどうしようもないですね」
鎮静をかけて顔の状態を診てもらう。
口の中は、上あごに大きな穴があき、その穴は顔の頬にぬけ、そこからさらに奥深く広がっていた。
そう、ほっぺだけの穴ではなく、顔半分が腐ってるというもの。
膿を拭いていると、骨がポロンと落ち・・・
オジサンには、トラちゃんの年齢や状態からもしもの事があるかもしれない、痛いだけ、苦しいだけなら安楽死もという話をしていたので、先生に「安楽死した方がいいですか?」と聞いた。
先生は、うんと言わなくて、とりあえず穴を塞ぎますと。
鼻も腐って皮膚はぶよぶよでした。
何針縫ったか分からないほど縫いました。
途中、トラちゃんの呼吸が止まり、このまま!と思ったけど、呼吸が戻った。
もう縫うところがないので、今後、また穴が開いてきても、どうにもなりません。
これが最後の処置になるとのこと。
オジサンのところに戻ったトラちゃんは、猛ダッシュ。
次の日の朝、トラちゃんの様子を聞きに行くと・・・
すごい勢いでご飯を食べてるって。
ていうか、顔半分が腐って溶けてる状態でも食べてたっていうからビックリ。
じゃあ、穴が塞がって、食べやすくなったかな。
痛みも感じてないようで、神経もやられてるのかな。
痛みもなく、食べられるのなら、それでいいかなと思った。
どんなに猫が好きで、どんなに大切にしても、オジサンはホームレス。
抗生物質などの薬をあげるくらいしかできないのです。
オジサンにはオジサンの生活があり、私はそこまで責任は持てないので、猫の部分で少しだけお手伝いすることしかできません。
子猫が棄てられたら里親募集。
譲渡にかかる病院代などの費用は、全て自腹です。
今回のトラちゃんの費用もそう。
オジサンにはそんな余裕はありません。
ここに猫を棄てていく奴は、オジサンよりうんとお金を持ち、お家もある人でしょう。
だから、オジサンが猫を大事にしてるからとここに棄てていく奴は許せません。
もし、犯人が分かったら、倍返しですから〜
お家猫修行をしているケンケンは・・・
じゃらしのおもちゃで遊ぶようになりました

人に触れる経験がなかったのでしょう、まだまだ触ることはできません。
手から缶詰やおやつは食べても、触ることは別。
私のことは、美味しいご飯をくれる人と思ってるよう。
だからシャー!もありませんが、ちょっといつもと違う動きをすると、目が変わるケンケンです。
猫は大丈夫なようで、キジ白ちゃん(ふくちゃん)はよくケージに手を突っ込んで、ケンケンをつついてましたが怒らず。
今は運(うん)が手を入れてケンケンをつつきますが、じっとしています。
私が手を入れると、身を引くので、猫オッケー、人はダメです。
ゆっくり〜ゆっくり〜ですね
marimo さんちの子になったキジ白ちゃん改め、ふくちゃん。
体育会系女子で、走る、跳ぶ、回転するの連続技を繰り広げ、先住猫のゆきちゃんとプロレス。
元気いっぱいだそうです

ふくちゃん〜幸せだね。
marimo さん、ありがとうございます


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