今日は、14時からの協議会の傍聴に行きました。
練習のため、センターまで車で行きました。
無事に到着、そして帰宅
協議会での内容を書きます。
長いですよ〜
まずはソムノペンチルのことについて・・・
これは【毎日新聞】からの記事(6月11日)
【動物の安楽死/尼崎市、劇薬使用を記録せず 指摘受け改善へ/兵庫】
尼崎市動物愛護センターで、動物の安楽死に使用している劇薬「ソムノペンチル」について、同市が使用の記録簿を付けていなかったことが分かった。
市議会で、田中淳司市議(緑のかけはし)の一般質問で明らかになった。
ソムノペンチルは、向精神薬。
同市は、5月の健康福祉委員会の協議会で田中市議から指摘を受けた直後、使用記録を残すように改善したという。
本会議で、田中市議は「担当者に向精神薬の使用状況を聞くと『推測ですけど』と量を示された。
『推測』で終始するなら、紛失・盗難と同じではないか」などと追及、市側は「盗難はありません」と短く答えた。
毎日新聞の取材に、市生活衛生課の後藤修志課長は「法律上は問題ないので、不適切とは考えていない。ただ、指摘を受け、この薬剤は厳密に扱うべきだと判断した」と釈明した。
一方で、田中市議は「近隣の自治体では当然のように記録しており、殺傷能力のある危険な薬を、厳密に取り扱うのは当然」と話した。
この事については、第2回の協議会で話がでました。
成犬 1頭あたり 15ml
子犬 1頭あたり 10ml
成猫 1頭あたり 10ml
子猫 1頭あたり 1ml
盗難や紛失といったことはないとのこと。
これからはきちんと記載していくとのことでした。
この事について、協議会の議事録記載について少し意見が分かれました。
今日の本題は「殺処分数ゼロに向けた取り組みについて」でした。
提言の内容
項目2:殺処分ゼロを目指して
<施策の方向性>
(1)数値目標について
環境省は「動物の愛護及び管理に関する施策を総合的に推進するための基本的な指針」において、平成20年度から平成29年度までの10年間の目標として「引取り数の半減」及び「殺処分数の削減」を示している。
本市はこの目標を、犬については平成22年度に達成しており、また、ねこについても平成23年度に達成が見込める状況にあることから、それらを踏まえた数値目標を定める必要がある。
(2)収容動物情報の発信について
犬については収容数が急減していることから、収容されたすべての犬の情報を写真を含めホームページに掲載すること。
また、ねこについても可能な範囲でのさらなる情報発信に勤努めること。
→平成22年から、収容した犬とねこの写真付き情報をホームページに記載している。
今後の課題は子ねこへの対応である。
(3)繰り返し引取りを求める者への対応について
所有者からの引取りだけでなく、拾得者からの引取りについても過去に繰り返し引取りを求めることがなかったか、記録を確認するとともに、必要な指導及び助言を行うこと。
→平成23年度から、昨年度と一昨年度のそれぞれの年度に、ねこの引き取りを2回以上求めた方のリストを作成し、その方からねこの引取りの依頼があった場合、TNR活動などこれ以上野良ねこを増やさないために取り組みの必要性を説明している。
(4)犬の殺処分数削減について
犬については収容されるほぼすべての犬が元々は飼い犬であることから、飼い主に対する適正な終生飼育の徹底など、収容数を減らすための取り組みを進めるとともに、ボランティアとの協働を取り入れるなど、譲渡数を増やすための取り組みを行うこと。
→これから協議会で検討を行う。
(5)ねこの殺処分数削減について
ねこについては、収容数がいまだ年間600頭弱あり、またその多くが所有者の判明しない子ねこであることから、野良ねこの不妊去勢手術をさらに進めるとともに、保管にあたっては動物愛護の視点に則った飼育管理を行うこと。
一方、譲渡数を増やすための取り組みにあたり、春の発情期に集中して持ち込まれる子ねこの対策が重要であることから、その哺育環境の整備や譲渡希望者の発掘など、持続可能な方法での問題解決を目指して、その取り組みを検討すること。
→これから協議会で検討を行う。
「殺処分数ゼロ」に向けた取り組み
(犬について)
課題1、収容される犬の数を減らす(野犬を除く)
・法律に基づく犬の登録を行うようにする
・最後まで責任を持って犬を飼うようにする
・鑑札など犬の身元がわかるものを装着するようにする
・飼えなくなった犬を動物愛護センターに引取りを求める前に、新たな飼い主を探すことができるようにする
課題2、返還、譲渡される犬の数を増やす
・収容されている犬の情報をより多くの市民に周知する
・尼崎市が犬の譲渡を行っていることを、より多くの市民に周知する
・収容されている犬の容姿をよくする
・収容されている犬の健康状態を良好にする
・収容能力を超えた犬を一時保護してくれるボランティアを募集する
・譲渡希望者の発掘に協力してくれるボランティアを募集する
・譲渡対象者の範囲を見直す(例:尼崎市民→阪神間の市民)
(ねこについて)
課題1、収容されるねこの数を減らす
・最後まで責任を持ってねこを飼うようにする
・飼いねこは不妊去勢手術を行い、室内で飼育するようにする
・野良ねこの不妊去勢手術を進める
課題2、返還、譲渡されるねこの数を増やす
・収容されているねこの情報をより多くの市民に周知する
・尼崎市がねこの譲渡を行っていることをより多くの市民に周知する
・離乳前の子ねこを、自分でエサを食べることが出来る大きさになるまで育ててくれるボランティアを募集する
・自分でエサを食べることが出来る子ねこを譲渡されるまで世話をしてくれるボランティアを募集する
・譲渡希望者の発掘に協力してくれるボランティアを募集する
・譲渡対象者の範囲を見直す(例:尼崎市民→阪神間の市民)
とまぁ、こんな内容ですが、協議会で検討をしている間にも、犬や猫は持ち込まれたり殺処分されるので、早く推進委員、ボランティアを募集した方がいいのではないか・・・
で、次回は「推進委員」について具体的なプログラムをあげて話し合うことになりました。
今日、他に出た意見
・月に1回か2回譲渡会を開けないものだろうか
・ホームページの「譲渡されました」という記載について、載せるべきか、また殺処分されたという記載がないことについてなど
・フンの問題についても取り組まなければ「愛護」を語るのはおかしい
次回は来年2月7日(火)14時から
協議会のあと、収容されている犬を見ました。
どなたか、里親さんになっていただけないでしょうか。

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