火曜日からはじまったノラ猫の避妊手術の助成金。
私はエサやりじゃないから、猫の確認や情報を収集するのに何日も前から偵察の日々だった。
A地点・・・子猫3匹とその親、そしてエサやりさんがアメリカさんと呼ぶ子猫。
B地点・・・ここはエサやりさんがしっかりと猫の把握ができていて問題なし。
C地点・・・前回取りこぼした猫、黒猫の子猫とその親(お腹が大きい)。
子猫はまだ先でもいいけれど、何とか親猫を捕獲して手術しなければ・・・と、連日、朝昼晩の偵察。
特にC地点のお腹の大きな猫、可哀想だけど産ませるわけにいかない。
エサやりの話だと4匹の子どもを産み、次々と子どもがいなくなり黒猫が1匹残っただけだという。
そして、またお腹が大きい。
何度、捕獲器を持って通ったか。
火曜日からの助成金は、水曜日には一気に減っていて焦った。
エサやりじゃない私に寄ってくるはずもなく、またお腹の大きなメスだから警戒心も強い。
少しでも顔を覚えてもらうよう、捕獲の何日も前からここに通い、おやつをあげたりしていた。
けれど、どんなにしても捕獲器には入ってくれず・・・
今朝、最後のチャンスだとギリギリまでねばった。
黒猫の子猫が捕獲器に入りかけた時、お母さんがとんできて威嚇し、子猫は捕獲器から離れた。
そして、お母さんがスっと捕獲器に入って、ガシャン。
えっ?
あれだけ警戒して入らなかったのに・・・
もしかして、子どもを守るために自分が?
なんか泣けてきて・・・
私は「増えたら困る」という人の都合で、お腹の赤ちゃんを始末しようとしてるのに。
お母さん、ごめんなさい。
お腹の赤ちゃん、ごめんなさい。
今回、親猫2匹と取りこぼしのメスの3匹の手術ができました。
A地点は、エサやりを認めなかったエサやりさんが、連日通う私に根負けしたのか、エサやりを認め、私ではどうにも捕獲できない親猫の捕獲をしてくれました。
何故、今までここまで頑なにエサやりを認めなかったのか。
聞くと、数年前に一度、苦情が出て、その時に愛護センターも来て話し合いになったことがあるそうです。
誰がどう関ったのか知らないけど、その時にかなり細かく言われたそうです。
不妊手術の話もあったらしいけど、話はまとまらず、消えたって。
そのまま放置、手付かずだったんやね。
センターさん、ほっといたんですかね

そんな事があって、エサやりはしていないと言ってたんですね。
今回は、蚊との戦いでした

この暑さで、すぐに汗だく。
蚊がよってくるんですよ〜
特に仕事を終えてからすぐの偵察や捕獲はたまりません。
シャワー浴びて〜なんて時間はないですもん。
C地点は暗くなったら猫の確認ができないところなんで、少しでも明るいうちに行かないと、どの子がどの子かサッパリ。
ここのエサやりさん自身、「みんなキジだから分からない〜」って
私の手はもうボコボコになり・・・
しまいには変なブツブツができ・・・
そんな私を笑わせて、癒してくれたのはサン。
サンちゃん〜すぐに捕獲できます
私は車に乗れないので、今回もねこ12すきさんにお世話になりました。
一緒に愚痴って、腹の立つことも抱え込まないで済みました。
こもママさんにも、いっぱい愚痴を聞いてもらいました。
あま猫さんにはケージを借りました。
みんなに助けてもらって、何とか捕獲できました。
ありがとうございました


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