●オープンマイク・イベント/TOKYO POETRY RENAISSANCE
E.G.P.P.100/Step84
テーマ:「サンジェルマン・デ・プレの恋/L'amour a Saint Germain des pres」
2008年7月4日(金)開場18:30/開始19:30
参加費:1,500円(1Drinkつき)
MC:フーゲツのJUN
(出演)フーゲツのJUN(ポエッツ)、Bambi(スピリチャル・トーク)、ココナツ(うた)ほか……エントリーしてくれたあなた!
会場:ライブ・バー水族館(新宿区百人町1-10-7 11番街ビルB1)
問:03-3362-3777(水族館)
http://naks.biz/suizokukan/
主催:電脳・風月堂
http://www1.ocn.ne.jp/~ungura/
写真家エルスケンの出世作にしてデビュー作の『セーヌ左岸の恋』(1956年)に恋したのは随分前になる。パリのカフェを写した写真を探していた時、そのカフェ風景をもテーマにした1冊の写真集に巡りあったのだ。それが、今日では組写真の原型でもある「ドキュ・ドラマ」と名付けられた写真集『セーヌ左岸の恋』だった。
主人公のアンに惹き付けられた。その写真集に写し取られた情景は時と場所は違えど、まさしく自分たちの10代の頃の生態を写し取られたかのように思われたのだ(アンヌというおんな友だちがいた)。
そこには50年代のパリ、サンジェルマン・デ・プレに生息する若者たちの奔放な青春が切り取られていた。
それから、しばらくして東京都写真美術館でエルスケンの写真展が開催された(2003.01)。そこで、ほとんど初老の画家となっていたアンに再会したのだ。エルスケンはムービーカメラをもってスイス山中のアンことヴァリ・マイヤーズのもとを訪ね彼女の年下の恋人と暮らすナチュラルな暮らしぶりをカメラにおさめており、その映像が公開されていたのだ。
彼女は、スイス山中の小さな城のような家に住み、そこでウィーン幻想派ばりの絵画を描いていた。そこで、ボクにも分かったのだ。あの『セーヌ左岸の恋』の中に挿入されていた幻想画はアン本人が描いていたことを!
その映像作品の中で、アンいやヴァリ・マイヤーズの美しさは衰えていなかった。まるで、少女のように奥深い森の中の城に住んでいた。アンは森の妖精になったかのようだった。いつまでも年をとらない魔法使いのようだった。
エルスケンの『セーヌ左岸の恋』にインスパイアーされて「パリ祭」寸前(「パリ祭」は7月14日の「革命記念日」のことで、ルネ・クレールの映画の公開にともなって日本で命名された通り名)、美しき「逢瀬」のロマンである「七夕」直前におおくりする『サンジェルマン・デ・プレの恋』(フランス語名)!
ちょっぴり、おフランスに決めますか? シェーざんす!
一般オープンマイクへエントリーなさる方には、このテーマ設定でのしばりはありません。御自分の表現・テーマで挑戦して下さい。
※ポエトリー、うた、バンド問わずフリー・エントリーが可能です!
事前エントリー専用BBS(TOKYO POETRY RENAISSANCE/EGPP 100 BBS)→
http://8512.teacup.com/5lines/bbs

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