●オープンマイク・イベント/TOKYO POETRY RENAISSANCE
E.G.P.P.100/Step78
テーマ:「ねずみ男(もん)/花のお江戸に義賊出没!」
2008年1月4日(金)開場18:30/開始19:30
参加費:1,500円(1Drinkつき)
MC:フーゲツのJUN
(出演)フーゲツのJUN(ポエッツ)、ココナツ、マツイサトコ(以上うた)ほか……エントリーしてくれたあなた!
(ゲスト)JOKER777
会場:ライブ・バー水族館(新宿区百人町1-10-7 11番街ビルB1)
問:03-3362-3777(水族館)
http://naks.biz/suizokukan/
主催:電脳・風月堂
http://www1.ocn.ne.jp/~ungura/
2008年新春。革命的な1968年から40年目の年の初め――富の不公平を正す革命は成就するどころか、社会の不公平はさらに拡大し、富めるものはさらに富み、貧乏人はさらなる窮地に立たされると言う格差拡大のあたかも封建時代の身分制度のごとき「格差社会」が出現しつつある。政府は手をこまねいて無策であり、政治は問題視するのみの論戦の道具でしかない。
今からわずか150年前の安政4年(1857年)、浅草「市村座」で初演された河竹黙阿弥作の『鼠小紋春君新形(ねずみこもんはるのしんがた)』は、江戸庶民の喝采を受け、演じた役者ともども大評判となる。都市伝説としての「鼠小僧」の誕生である。その中のセリフ
「盗みはすれど、非業非道の働きせず、人に難儀はかけまいと、利合(利益)の細き町人の家へ入ったことはねえ。百や二百のはした金、盗まれたとて障りにならぬ大小名のお納戸金、盗んだとても、その金をおのが私欲に使やしねえ。難儀な人を助ける金。」
このセリフに働いても働いても豊かには一向にならない、今で言うところのワーキング・プアの江戸庶民は拍手喝采し、溜飲を下げた。
まさに義賊、鼠小僧次郎吉は実在の人物。都市伝説となった義賊とは、実際はちと違っていたらしいが、こうして鼠小僧は白波五人男の大盗賊石川五右衛門、江戸のトランスジェンダー弁天小僧らとともに庶民にまつりあげられてゆく。
正義は悪から始まる。貧しきものに代わって天下を撃つ。仁侠と同じ構造で世の不正を糺す。
2008年、干支でいえばネズミ年――まさしく私利私欲を捨てた鼠小僧のような義賊の登場が待たれているのかもしれない。
ベンチャーの雄だったホリエモンも庶民の味方ではなかった。勝ち組を目指した大泥棒は、社会の表面から消えた。ネズミ小僧になれなかったコソ泥は、「ネズミ刑」に処せられる!
ネズミ年の松の内、会場「水族館」の新春第1日目をかざるポエトリーの大捕り物!
花のお江戸は東京か? さても、見物においでませ! おいでませ! いらっしゃい! いらっしゃい!
貧民に代わって巨悪を討て!
一般オープンマイクへエントリーなさる方には、このテーマ設定でのしばりはありません。御自分の表現・テーマで挑戦して下さい。
※ポエトリー、うた、バンド問わずフリー・エントリーが可能です!
事前エントリー専用BBS(TOKYO POETRY RENAISSANCE/EGPP 100 BBS)にエントリー表明を書き込んで下さい!→
http://8512.teacup.com/5lines/bbs

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