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どうも、こんにちは。
京都の古くからの霊場のひとつであり、
数多くの伝説や伝承の遺る
音羽山・清水寺。
毎年の8月半ば頃に行われるのが「千日詣り(せんにちまいり)」。
何と、この時期に参拝すると、千日参拝したのと同じ功徳を得られるという、おそろしくお得なものだそうです。
そんなお得な、都合の良すぎる話があってもいいのか、などという気もしますが、
本シリーズを主催している者としては、是非とも行っておかなければならない行事のひとつであり、過去に何度も訪れています。
ただ今年は、歴史的ともいうべきコロナ禍、世界的な感染症の拡大という事情もあり、例年とは違った参拝を余儀なくされることとなります。
感染症予防で重要とされるのが、いわゆる「3密(密閉、密集、密接)」を防ぐこと。
特に多数の会食や、観光地などの混雑はこの「3密」の条件が揃い、感染のリスクが高いと考えられています。
そこで今年の「千日詣り」は、「3密」を避け、感染症予防に努める為、参拝者も観光客も少ないと思われる早朝の時間帯に行うこととしました。
例年の「千日詣り」とはまた違った光景が、清水寺やその門前の別の顔もみられるかもしれない。
それもまた楽しみに、訪れました。