「御金神社と銀杏の竜 @ 京都妖怪探訪(397)」
妖怪スポット
どうも、こんにちは。
今回は京都の神社の中でも、金運のパワースポットとして人気・知名度ともに高まっているという神社を紹介します。
その名もなんと「御金神社」。
ただし「おかねじんじゃ」ではなく「みかねじんじゃ」と読みますが(笑)。
さらに「境内の御神木に竜(の姿)が現れた!」という奇跡(?)があったというので、非常に興味をひかれて見に行きました。
まずはいつものとおりアクセスから。
京都市営地下鉄の
「烏丸御池(からすまおいけ)」駅の2番出口から。
ここは、京都市のほぼ中心部・烏丸御池の交差点の北西角にあたります。
ここから御池通りをしばらく西に歩き、西洞院(にしのとういん)通りと交わる交差点まで行きます。
御池通りと西洞院通りとの交差点には、同じく京都市営地下鉄の
「二条城前」から御池通りを東へ歩いてもいいでしょう。
その交差点を少し北上すれば、道の西側に御金神社の入り口が見えてきます。
金色の目立つ鳥居が立っていますので、すぐにわかると思います。
この神社の主祭神は、金の神・金の類司る金山毘古命(かなやまひこのみこと)という神様です。
鉱山・鉱物の神として、人間の営みで用いられる全ての金属類を司る神様です。
日本神話では、イザナミ神が火の神ヒノカグツチを産んだ火傷をで死ぬ時に出たその嘔吐物から生まれた神様の一人です。
昔から金属は武具、工具、農器具、生活用具などに使用され、人間生活と密接に関わっていましたから、こういう神様も信仰され続けてきたのでしょう。
金・銀・銅など貨幣に使われる金属も司ることから、現在では金運や資産運用、商売繁盛、宝くじや競馬競輪などにもご利益のある神様として、信仰されているそうです。
昔は民家の中でひっそりと祀られていましたが、明治16年(1883年)に社殿を建ててから、「金神(こんじん)様」と親しまれ、信仰されるようになったという話です。
まずは本殿に礼拝。
本殿を守る狛犬・唐獅子もいい面構えをしています。
ここでは、金運にご利益があるという御守りや面白いグッズが授与されています。
そうしたものの中でも人気あるというのが、以下の「福さいふ」です。
これはご利益ありそうですね。
なおこの「福さいふ」は、境内のテントで売られている他の御守りやグッズとは違って、神社の方に話しかけて、手渡しで売ってもらわなければ手に入りません。
誰も居ない時は、境内建物のチャイムを鳴らすなどして、神社の方を呼ぶといいでしょう。
境内にはたくさんの絵馬も奉納されています。
ここの絵馬の形は、銀杏(いちょう)の葉の形をしています。
境内奥に立つ御神木が銀杏の木だからですが、その木は京都でも有数の大木だそうです。
これがその御神木。銀杏の木が黄色く染まっている時期の姿です。
ところで、この御神木について、次のような情報を目にしました。
なんと、この御神木に2匹の竜(の姿)が現れるというのです。
この竜は夫婦竜とも言われて親しまれているそうですが、竜・ドラゴンマニアでもある私は(笑)、是非とも直接この目で観たいものだと思いました。
ただ、葉が散った冬の時期にしか見られないというので、その時期を待ってから再び訪れました。
以下が葉が全て散った後の、冬の御神木です。
目をこらしてよく見ると……ありました。
2匹の竜の姿が。
これは面白いですね。
何かの奇跡か、神様のご加護でしょうか。
それでは今回はここまで。
また次回。
*「御金神社」へのアクセス、周辺地図は
こちらを(
「ウォーカープラス・京都」より)
*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm
