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どうも、こんにちは。
シリーズ前々回と
前回続きで、疫病(いわゆるコロナ、新型肺炎)退散祈願も込めて、「祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)」の聖地を巡ります。
「祇園御霊会」とは何かと言いますと、現在でも有名な
京都・祇園祭の元になったとも言われる祭事です。
元々は貞観年間(859〜877年)、京の都に疫病が流行し、天災が頻発した時、
京都・神泉苑での行われた御霊(ごりょう、みたま)や疫神を鎮める為に行われた祭事のことです。
御霊とは、政争に敗れたりして非業の死をとげた人々の霊、わかりやすくいえば怨霊ですが、当時は疫病や災害などの原因は、怨霊や疫神だと考えられていたからです。
今回はこの御霊会で祀られた御霊(怨霊)が、現在でも祀られているという
上御霊神社を巡ります。