(記事中の写真はクリックで拡大します。プライバシー保護等の為、人の顔部分に修正を加えていることがあります)
どうも、こんにちは。
まだ続く
『霊場魔所の紅葉』シリーズも兼ねて今回は、「荒神(こうじん)」と呼ばれる存在を祭る京都市内の古刹を訪れます。
この寺で頂いた由緒書きによれば「荒神」とは、正式な名称を「三寶大荒神」というらしく、悪魔降伏の仏尊であり、火や竈、牛馬の守り神であるとされています。「七つの難を即滅し」「七つの福を即生じ、一切の苦から救ってくれる」と、「荒神経」にあるそうです。
ただし、「荒神」と呼ばれるくらいですから、「祟りやすい性格も持つ」という怖い側面も持っている神様でもあるそうです。
古い多神教の神様にはこうした「鬼神」「荒ぶる神」「祟り神」などの恐ろしい一面を持った神様も多いようですが、これらが古くから天皇家によって祭られてきたという珍しい、面白いケースでもあります。