どうも、こんにちは。
7月31日の
「疫神社祭(夏越祭)」で今年の「祇園祭」は終わりですが、あともう1回だけ、祇園祭・山鉾の記事を。
元治元年(1864年)の禁門の変により焼失してから150年ぶりに復活したという「大船鉾」です。
この山鉾は、祇園祭・山鉾巡行で最後を、必ず「後祭」のトリという重要な役割を担う山鉾です。
この山鉾も、
シリーズ第364回の「占出山(うらでやま)」や、
シリーズ第370回の「船鉾」と同じく、神功皇后の「三韓征伐」伝説をモチーフに作られた山鉾です。
この3つの違いは何かと言いますと。
「占出山」は、神功皇后というキャラの「鮎釣りで戦勝を占った」というエピソードを主題にした山鉾です。
「船鉾」は三韓征伐のうちの出陣を、今回の「大船鉾」は凱旋を表しているそうです。