どうも、こんにちは。
前々回と
前回に続きまして、2013年・京都祇園祭の山鉾巡行の様子をお届けします。
今回は24番目「橋弁慶山」から、最後の「大船鉾」までです。
なお今回の巡行は、23番目までの「さきの巡行」に対して、「あとの巡行」と呼ばれるものです。
かつて山鉾巡行は神輿が出る神幸祭(17日)と還幸祭(24日)に合わせて前祭・後祭の二つに分かれて巡行していたのです。
17日の巡行は「さきの祭り」と言われたのに対し、24日の巡行は「さきの祭り」と言われ、前者に比べて後者は閑散とした様子だったらしく、それが「手遅れになった」「時期を逸してしまった」ことを意味する「後の祭り」という言葉の語源にもなったという説もあります(これは、
シリーズ第291回の
1番目の動画でも説明されています)。
それで毎年の山鉾巡行の順番を決めるくじの際には、山鉾を持つほとんどの町内は「さきの祭り」に当たるように願ったそうですが。
昭和41年(1966年)に交通規制等の都合によって山鉾巡行は17日に統合され、現在では「さきの巡行」の直後に「あとの巡行」を観ることが出来ます。
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「あとの巡行」の最初、24番目「橋弁慶山」から。