今回は
本シリーズにふさわしい、「京都」「妖怪」という2つのキーワードで語るにふさわしい、非常にユニークな人物を紹介します。
独特のタッチで描かれた妖怪画などの作品を作り、世に発表してきた「妖怪絵師」。
独自の視点で妖怪やその背景にある歴史などを研究し、それを世に広める「妖怪伝道師」。
京都市内で
「妖怪堂」という店を営んでいた店主。
そして、「妖怪の子孫」を名乗る人物。「妖怪」として歴史の闇に葬られた「まつろわぬ民」の末裔でもあるという人物。
そんな人物が居たのです。
その人物の名は「葛城トオル」。
「葛城凶」と名乗っていた時期もあったようですが。
現在でも「妖怪講座」や、京都にある「魔界」や「妖怪スポット」の案内などのイベントを開催したり。
妖怪画などの作品や、妖怪画の描かれたバッグやTシャツなどのグッズを販売していたり等、いろいろとご活躍のようです。
そして何と今夏(今年の8月末まで)、豊臣秀吉の正妻ねねが建てたという京都市内の名刹・
高台寺と
圓徳院で開催されています「百鬼夜行展」にて、作品展示や妖怪講座などのイベントも開催されるという話です!
まずは、そんな葛城トオル氏のプロフィールから紹介しましょう。