ただでさえオフが多忙な中、政治の話ばっかりしても疲れるので、ここいらで少し「閑話」といきます。
そこで、しばらく中断していました「京都妖怪紀行」シリーズを再開させたいと思います。
シリーズ前回から3ヶ月ほど経ってしまいましたが(汗)、それでも再開させたいと思います。
さて今回の記事は、次の写真にある小さな社についての話題です。
ぼんやりしていると見落としたり、そのまま素通りしてしまいそうな小さな社。
でも、この社。
シリーズ前回及び
シリーズ前々回でとりあげた祟徳上皇の怨霊のように、歴史に名高い妖怪・怨霊が祭られた社なのです。
妖怪・鉄鼠(てっそ)。
元は、平安時代に園城寺(三井寺)に居た「阿闍梨(あじゃり)」の位を持った頼豪(らいごう)という高僧だった人物。
自ら魔道に身を落とし、皇室や比叡山に祟りを成したという怨霊。
「鉄鼠こと頼豪が何をしたのか」
「何故、自ら魔道に身を落として妖怪になってしまったのか」
結構有名な妖怪の一人なので、ご存知の方も多いかもしれませんが、ご存知のない方や興味のある方は、
こちらと
こちらをご覧ください。
この社は、正式には「十八明神」、一般には「ねずみの宮」と言われており、本来は伽藍を守護する神だそうです。