現在、上海にいる親戚の下宿でお世話になっています。
到着してそこで、まず初めに注意されたことのひとつが
「人を見たら泥棒と思え」ということです。
上の写真は、イラン大使館とその周辺を警備する公安の皆さんです。
到着してまず、
「他人を見たら泥棒と思え」「絶対に日本と同じ感覚で行動するな」と、教えられました。
上海……というより最近の中国では、「泥棒がいない」とまで数十年前とは違って、治安も悪化の一途をたどっている。外国人観光客、特に日本人は未だに「お金持ち」というイメージがあるので、詐欺や窃盗・強盗など犯罪の標的にされやすい。
私もそれくらいのことは、頭ではわかっています。……いや、わかっているつもりでした。
しかし到着して早々、私は自分の甘さというか、安全管理意識の薄さを認識させられることになりました。
まず、親戚から所持品チェックをされました。
「持ち物や金品は、必ず一箇所にまとめず、幾つかに分散して持つこと」
「外出時はなるべく身軽な装備で」
これらは基本です。
次に、「普段外出する時は、どんな服装・装備にするか?」という問題があります。
そこで私は、普段外出時に愛用していたショルダー・バッグを取り出したのですが、そこでいきなり「そんなものでは駄目だ」と注意されました。