ピンチヒッター

　梅雨明けの発表がありましたね。とすると、明けたのは今日ではなく、この晴れ続きの最初の日ということになるのでしょう。そしてもちろん昨日は梅雨ではなかったということでもあります。暑くて当たり前だったわけです。
　昨日、卒業生の保護者から、私の痩せ姿の指摘がありました。今の役職が激務だからか…と問われたのですが、仕事で痩せることはないでしょうね、私の場合…そういう意味ではストレス耐性は強い方な気がします。以前にも書いたとおり、コロナ禍にあり、意識的に歩くことにした効果の現れとご理解ください。いたって健康で、毎日欠かさずアルコール消毒を楽しんでおります(笑)ただそうしてお気遣いいただけること、恐縮しております。これからもおいしくお酒がたしなめることができる健康管理を進めてまいります。今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。改めて昨日の来校に御礼申し上げます。

　昨日に引き続き、猛暑日になったようですね。６月としては、初のようです。それほど過酷な暑さになりました。そんな中ですが、予定通りにＯＢ戦を実施しました。
　ＯＢの多くは、雨は心配したものの、この暑さは予想外だったようです。とにかく暑くなりました。
　今回、３月の開催に比べて、本当に多くの卒業生と保護者が参加してくださいました。とにかく楽しい一日になりました。参加していただいた方々に御礼申し上げます。
　試合には出ませんでしたが、私の同期が駆けつけてくれました。５期生です。試合に出た最年長はおそらく１８期生です。今年、不惑になります。２人は消防のため、日頃から鍛錬をしていることもあり、相変わらずキレキレの動きでした。そこから今年卒業したばかりのカイトやリュウセイがいて、本当にＯＢ戦らしいＯＢ戦ができました。
　下の画像で、その参加人数がうかがい知れるのですが、実はここから遅刻組がおよそ１５人加わりました。
　私としては参加してくれてありがとう、という気持ちなのですが、卒業生たちは口々に「今日はありがとうございました」と挨拶をして帰って行きます。この関係がうれしいですね。グランドを晴れなた身には、彼らのこの言葉は、涙が出るほどうれしく、しばらくこの言葉で仕事に励めそうです。

　空梅雨なんてレベルではなくなってきましたね。昨日の午後からフェーン現象の風が熱波を持ってきて、夕べはとうとう熱帯夜になりました。そして今日は体温超えの気温です。危険な暑さと言っていいでしょう。
　放課後になったところで、クラブの生徒と顧問に向けて、とにかく熱中症に厳重に警戒してほしいと放送で促しました。多くのクラブが、通常よりも短い活動時間で練習を終えていました。
　明日もこの暑さが継続するようです。来校予定の方は、とにかく暑さ対策を万全にしてください。

　梅雨ですが、雨は少なめで助かります。今日は昨日ほど気温も上がらずに、蒸し暑さを除けば、まずまずといってもいいですかね…
　毎年、書いていますが、今日は「慰霊の日」ですね。太平洋戦争において、沖縄で集団的な戦いが終わった日になっています。相変わらず国と沖縄の折り合いが悪く、様々な問題がそのままになっています。そんな中で、世界がきな臭いこともあり、来月の選挙の争点の一つに防衛問題が上がったりもしています。力に力で対抗しようという試み自体を否定しきれないことに、日本だけではなく世界中の為政者たちが歴史から学ばない姿勢が見えてうんざりするというのが、本心です。あまり政治的なことに言及するのもどうかと思うため、少しだけ本音が出たと読み飛ばしてください。若者を再び戦場に向かわせたくないのです。そういうことを考えながら、仕事をしています。みんなで考えることをやめずに、慰霊の意味をかみしめて一日を終えることにしましょう。
　日曜日、雨の予報ではないのは嬉しいのですが、猛暑日ともいわれています。来校予定の方は、とにかく熱中症対策を万全にお願いします。試合時間も…どうしようかと…

　沖縄は平年よりも２週間近く早くに梅雨明けとなりましたね。埼玉は梅雨入りしたところから、実は雨に悩まされることは少なく、むしろその直前の方が深刻でした。そのため中体連は雨による順延はほとんどなく、明日予定通りの日程を消化して終えられそうです。団体スポーツは残念な結果が続きましたが、テニスが健闘してくれました。
　さて本日、３週間の教育実習が終了しました。私が学年主任を務めた生徒たちということもあり、期間中はやや厳しめの指導に努めていました。本音は彼らの成長に目を細めたいのですが、それではまさに「親バカ」になってしまいますので…なんともツンデレ系ではありますが、さらなる成長を願う親心です。そんなことを彼らは察しか、多くの実習生が挨拶に出向いてくれました。理系のメンバーは、大学院へと進学するようです。高校時代に、彼らにそう語りかけていた私としては、なんとも嬉しいかぎりです。理系で勝負するなら、４年で社会に出るなと強く諭していたのです。
　一方で文系には、教育こそ未来だと語ります。不安定な世界情勢を見ていると、正しく導く必要性を強く感じるのです。そのためにも教育は力を持ちます。導きを誤れば、私たちはこれまでと同じ間違いを犯すかもしれないのです。そうしない唯一の方法は、教育ではないかと、３０年この仕事をしていて実感しています。譲れない思いを伝えて、今日を終えました。
　しかし私のところへ来て、どうしてあんなにも涙を流すのでしょう…私が泣かせているようで、あわてるのですよね。彼らにしてみれば、安心して思わず…ということのようですが…