天気は回復をして、朝から快晴です。昨日は見えなかった空港からの対岸の景色も確認できるほどでした。
集合場所には、すでに他校の生徒が大勢いたため、急遽反対側に変更しましたが、大きな混乱なく集合ができました。保安検査が例年よりも少なく3カ所だったこともあり、あまり余裕なく一気に機内まで移動し続けた感じです。それでもほぼ定刻にフライトとなり、下の画像で確認できるとおり、富士山もエメラルドグリーンの海も見ることできました。
那覇に到着して、すぐに講話になります。今日と明日は、しっかり平和学習です。今年も、鉄血勤皇隊の学徒動員に参加していた古堅さんのお話です。毎年、今年が最後になるかも…とおっしゃりながらも、長時間生徒に語りかけてくださいました。74年前に、太平洋戦争を始めた日が、今日なのです。そんなこともあり、毎年この時期に訪れる私たちを覚えてくださっているのです。90歳になられたそうです。生の声として、とてもとても貴重な体験を話してくださいます。決して忘れてはならないことが数多くあります。それをしっかり受け止めてくれたかな。
その講話の後、私が同乗したクラスは、他のクラスと別行動となり一足早くガマに入りました。識名壕と呼ばれ、識名園という庭園のそばにあります。病院壕だったようで、同年代の女学生がここでけが人の手当などをして、犠牲者も出ているとの説明でした。こうした場所に入れるのも、実は修学旅行でしかも、目的を平和学習にしている団体限定なのです。そのことの意味をよく理解して、他のクラスは明日を迎えてほしいですね。
天気に恵まれ、一日目が終了です。明日はコウタのB班が出発です。



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