今日も、というよりも、今日まで青空が広がりました。昨日以上に気温が上がり、少し動くだけで汗ばむほどでした。北海道などでも真夏日を観測したところもありましたね。ですが、この晴れも今日までのようで、明日からは再び梅雨空が戻ります。さらに令和最初の台風との予報もあります。しかも西日本に上陸とのことです。警戒が必要ですね。それでもかなり遅い梅雨入りを果たした地域では、農家を中心にホッとしている向きもありそうです。農作物には水が必要ですからね。我が家のベランダは、例年通りバジルが伸び始めたところです。これにも水が大切です。ただ災害は困りますからね。それだけが心配です。沖縄はその危険があるようです。そろそろ梅雨明けでもいいのに…
日曜日、グランドを少しだけ早めに抜けて、大学グランドへ向かいます。公式戦が入らないときには、レフリーの育成に携わっています。大げさではなく、ラグビーで人生の舵取りを教わった人間ですので、ラグビーで恩返しをしたいと考えています。指導者としても、コーチとしても三流ですが、レフリーだけは一時期待していただいた時期もあるものですから、ここでの恩返しを考えました。レフリーの資格だけではなく、レフリーを育成するための資格も取得して、グランドで向き合います。ひとまずこれが私流のラグビーへの恩返しです。
私たちは一人で大きくなったわけではありません。誰かのおかげで、今があります。その人に感謝をするのですが、その人に直接恩返しをするのも大切ですが、それ以上にその人が自分に捧げてくれた愛情と同じものを次の誰かに注いでみることの方が重要な気がします。高学歴の人たちにとって大切なことは、それを社会に還元することです。決して自分一人のために、そうしたものを使わないことです。
ラグビーというスポーツが、そもそもそういうものですよね。自分だけが得するような発想でできるスポーツではないのです。そう考えても、次の誰かのために、何かをしてみるという考え方を持ちたいですね。先輩たちが何かつけてグランドに足を運んでくれることだって、そういうものの延長にあります。彼ら自身が、かつてそうしてもらったから、自分たちも後輩のために一緒にボールを追いかけるわけです。そうやってつながって、輪になっていくことが、このスポーツの最大の魅力です。
育成するレフリーとの年齢差が大きくなり、とうとう私の職業はともかく、教科は知られなくなりました。教えている教科とのギャップが大きそうです。

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