ここ数日の初夏を思わせる陽気が一息ついて、今日はこの時期らしい空気になりました。ただ体が昨日までに対応しているせいか、肌寒く感じたりもしましたね。少しピンクの濃い八重桜がグランドの端にあるのですが、それが満開です。
春休みも今日で終わり、明日から新年度になります。一つ学年が上がり、気持ちも新たにスタートすることになりますが、その最後の日に練習試合です。一週間後には負けられない関東大会予選が始まりますから、ここではケガできません。公式戦を想定して、30分×2本のみです。時間やエリアをどのように考えるのか、そんなことが試された一戦でした。
ケガ人や病人がいて、ベストメンバーにはほど遠く、試合経験の浅いメンバーを起用しなければならないため、思うような試合運びはできないことが始めから分かっていましたが、予想以上にそうした面が出た試合になりました。それを反省材料に、来週に備えることになります。
また北風がやや強めに吹いていましたから、ポジション取りも悩むところです。初心者マークをつけたバックスリーには厳しいこと、この上ない条件でした。ですからここから学ぶことは多かったはずです。うまくいったことよりも、うまくいかなかったことからの方が、練習試合は学ぶことが多いのです。しっかりとうまくいかなかった分析をして、どうしたらよかったのか、そのために今後どんな練習が必要なのか、そうした振り返りをしましょう。言葉だけの反省では進歩がありませんから、しっかりと分析をかけてください。
特に後半の終盤は、とても組織とは呼べない状態になっていました。個々が、それぞれの動きをしてうまくいくほど、能力のある集団ではありませんから、やはり組織で戦うことを再確認してくださいね。これからの指針がハッキリ認識できる試合となったように感じています。ケガ人の回復を待って、よりよい状態で公式戦に臨みましょう。

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