朝からどんよりと重い雲が垂れ込めていました。予報とは違い、朝から細かな雨も加わりました。ですが、それも間もなく止み、午後は日の射す時間帯もありました。これまた予報外です。先週のバクモンは、気象庁だったのですが、ずいぶんとデータ観測精度が高まり、確率は上がったものの、局地的な判断はやはり人が長年の勘も加えての予報となるようです。どんなにデータの精度が上がろうと、最後は人が判断するというのは、スポーツの世界でも同じようです。放課後(私は実は授業中だったのですが…)下校指導があり、正門に立っていました。雨もあり得ただけに、少しぐらい蒸し暑いのは我慢ですね。それでもそろそろ上着のジャケットは限界ですかね。見ている生徒の方が暑苦しそうですので…
さて授業を終えて、講師の先生たちの話になんとなく巻き込まれました。話題は部員だったからです。教室での顔と、グランドでの顔くらいはかわいいものなのですが、それ以上にその先生方の前と、私の前での顔の違いというものです。これは私としては、許容したくない部分でもあります。つまり私の前ではそれなりの顔ができるのに、他では見ようによってはかなり失礼な言葉遣いや授業態度が取れてしまうからです。それが残念でなりません。甘え方を間違えていると、私としては考えます。
一方で、こうした話を私にしてくれる先生方は、それでも生徒を応援する気持ちがあるために、そうした顔ができることを評価していただけるのです。割と手のかかる生徒たちを、クラブが引き受けてくれているとも考えてくれています。実に理解ある、ありがたい姿勢です。私としては、それに甘えるわけにはいかず、何か迷惑をかけるようならいつでも相談してほしいと話すのですが、そうした先生たちは大丈夫ですよと笑顔で応えてくださいます。
うちの一番の目標はとにかく「応援してもらえるチーム」です。それはこうした声に支えられていることを忘れずにいてください。そのためにはまずはみんなが義務を果たさねばなりません。学生の本分はあくまでも勉学です。それを支えるのが、授業です。授業を大切にしましょう。改めての、みんなへのお願いです。それが応援してもらえる第一歩です。

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