今朝も晴れていましたが、昨日と明らかに違うのは、風が北風だと言うことです。空気は冷たく、昨日のように気温が上がる気配はありません。もちろん日なたでは、日射しのぬくもりを感じることができますが、それが貴重だと感じる季節になったともいえそうです。
さて昨日の体育祭で、だるい体を抱えて学校です。生徒以上に私たちの方がしんどいかもしれません。やはり土曜日か、休みの前日にしてほしいですね。と何となく泣き言です。4階までの階段が長く感じます。
そして先日の試験の成績処理です。文理選択を進めている時期だと言うこともあり、ずいぶんと伸びた生徒がいる一方で、明らかに周回遅れの様相を呈するメンバーもいます。ある程度は折り込み済みともいえて、つまりは中学ですでに遅れがあり、それを取り戻せないまま、どんどん先に進むために開きが大きくなって来ているというわけです。地力では難しいかもしれません。それほどに開いてしまっています。大学入試などという話しではなく、現実的には進級という目標になりそうです。そんな状態になると、どうしても逃げ腰になり、クラブから逃げようとします。先輩たちに聞けば一目瞭然ですが、クラブがなくなったから勉強して成績が向上するという図式は幻想です。クラブを言い訳にしているだけで、問題が先送りされるだけで、何も問題の解決にはならないでしょう。しかもそうすることで、一生の仲間になるかもしれないメンバーを手放すことにもなるわけです。厳しい指摘かもしれませんが、自分を甘やかすことをやめる以外に、前には進まないのです。自分への甘さが、今のこの苦しい状況を生んでいるのです。自分に言い訳をしているうちは何も変わりませんし、逃げたつけは自分に返ってくるのです。
昨年のワールドカップでルーティーンという言葉が聞かれました。もちろん五郎丸選手の、コンバージョンキックの際の姿勢を指しています。ああすることでいつも通りのキックが蹴れるというわけです。何かを変えたければ、このルーティーンを変える必要があります。勉強を、机に向かう時間をルーティーンにせねば、何かが変わることはないのです。そんな努力もせずに、逃げ出すことを許すつもりはないのです。今こそ立ち向かわねばなりません。逃げたくなる自分に立ち向かわずに、何かが変わることはないのです。この言葉が低迷しているすべての部員に届くといいのですが…

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