今日まで晴天です。明日からは再び梅雨空に戻るようです。梅雨も折り返しです。相変わらず水瓶のピンチは変わりません。みんなで節水を心がけましょう。
昨日、土曜日のスコットランド戦のスカパー映像を見ていました。生中継ですから、仕方ないのでしょうが、マツシマ選手のコメント、実はまずいかもしれませんよね。今のヘッドコートと、以前のヘッドコーチとの違いを問われて、「管理」という言葉を口にしてしまいました。今のコーチは、選手に任せているというのです。これが指導する立場の難しいところです。
管理は、結果につなげるには一番の方法です。ただ結果につながらなかった場合には、すべての責任を背負わねばなりません。その覚悟が問われるともいえます。一方で選手主導は、組織としては理想です。ただそんなにやさしくはなく、我慢比べです。選手に主体性と、自立がなければ成り立たないのです。
うちがどちらのタイプかは、理解してもらっていると思います。管理して結果を求めることができないわけではありません。ただ本校の教育理念ともぶつかるのです。自ら考え、判断できる生徒を育てたいことを標榜している以上、うちは管理ではなく、部員の主体性に期待するわけです。そうなると、一方で部員の自立と自律が問われます。それがなければ成立しないわけですから。高校生としては、成熟も必要です。ラグビーの理念でもある、互いを尊重して、自身にプライドを持つことです。そうしたことを経て、管理ではなく、自主性と主体性に期待して、私たちはクラブを指導するのです。管理をして、結果を出すのではなく、みんなが掲げた目標の実現することこそが重要なのです。それを忘れずにいてください。その意味でみんなで掲げた目標、忘れていないですよね。

6