明け方まで雨だったようで、アスファルトが濡れていました。結局、一日雲が取れず、思ったほどには気温が上がらなかったようです。やはり昨日あたりからずいぶんと花粉が飛んでいるようで、これまでなんでもなかった生徒が昨日からどうにも鼻水が止まらず、勉強に集中できなかったとティッシュボックス片手に訴えにきました。このあたりが中学生なのです。私のアドバイスは、といえば、女の子に向けてもティッシュ鼻に詰めておきなさい、です。素直な生徒は、そうすると走り去っていきました・笑。
さて今日で中学の授業を終えました。長いようで、過ぎてしまえばあっという間の3年間でした。高校生に比べて、抜群の反応です。それは教えるという醍醐味です。先を争うように答え、合っていればガッツポーズをし、間違えると周りから突っ込まれる授業は、教えている実感があります。古文などは、動詞の活用の種類を突然「ラ変は?」と問うと、みんなで大きな声で「らりりるれれ」と返ってくるのです。そのなんと気持ちいいことか…教える楽しみは、やはり相手の反応が見えてなんぼなのです。その意味で中学生のこのエネルギーを、高校でも失わずに、いいえ、失わせずにいたいなと感じます。行儀の良い授業よりも、やはり賑やかで活発な授業がいいですね。私の授業ではかなり好き放題にいろいろとしゃべる生徒たちがいます。彼らのエネルギーを大切にしたいものです。
生徒には春からの私の処遇はまだ流動的だと話しています。もちろんおおかたは決まっているのですが、それでもどうなるのかは不透明の方がおもしろいですからね。彼らもあと2週間で一度は巣立ちです。多くがそのまま上がっていくとはいえ、卒業証書授与式は晴れの日としてあります。その前に試験が待ち構えています。明日からです。全体としては、かなり気合いを入れて取り組んでいる印象です。ちょっと発破をかけましたからね…効果がないと困ります。結果にもつながることも期待しています。昨年に苦労しましたが、問題作りもとりあえず終えました。

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